以前、サンクスギビングとブラックフライデーを紹介したのですが、今回は、ギビングチューズデーについて紹介します。
ギビングチューズデー(Giving Tuesday)
サンクスギビング→11月第4木曜日、感謝祭、家族で集まる大切な祝日
ブラックフライデー→感謝祭の翌日から始まるセール、大売出しのこと
サイバーマンデー→オンラインショッピングで行われるセール、大売出しのこと
というのは、日本でもよく知られているのかな、と思うのですが、、、、
Giving Tuesdayは、消費者主義のブラックフライデーやサイバーマンデーに対抗する形で、アメリカの寄付団体が導入したものです。
ウィキペディアには、以下のような記載があります。
ギビングチューズデー(Giving Tuesday)とは、アメリカ合衆国の感謝祭(サンクス・ギビングデー)明けの火曜日を指す。
これはクリスマス休暇が始まる前に国際的な「寄付の日」を設けようという社会的なムーブメントのことで、感謝祭後のシーズン(ブラックフライデーやサイバー・マンデー)の商業活動と消費者主義に対抗するものとして、2012年にニューヨークの慈善団体92nd Street Yと国連基金が始めたものである。
アメリカに住んでいたときは、寄付や奉仕の文化(持っている人が、持っていない人を支援する)を身近に感じることができました。
冬になる前は、いろいろなところに、冬用の防寒服やマフラーや手袋を寄付するところが設置されていたり、学校に寄付できたり、
クリスマス前には、家計に余裕がない家庭向けに新品の希望のクリスマスギフトを寄付する活動があったり、
食材がなかなか購入できない家庭向けに、食料品やお金を寄付する団体があったり
子どもたちや教会がチャリティーイベントを行っていたり、、、、
だれかが病気になったり、なくなったり、ということがあれば、GoFundMeなどで募金活動が行われたり、、、、
盛んだなあ、と思いました。
Giving Tuesdayのコンセプトは、アメリカらしいなあ、と思います。
サンクスギビング翌週の今週は、アメリカの諸団体から、「GivingTuesday Donate today!」みたいなメールが、けっこう届いていますwww
日本には、ブラックフライデーは浸透していますが、ギビングチューズデーは、浸透していませんね。。。
日本の貧困は相対的貧困
最近、子ども向けのSDGsの本(池上彰さん監修の「世界がぐっと近くなるSDGsとぼくらをつなぐ本」)を何度も読んでいるのですが、、、
日本では、みな同じような暮らしをしているように、ぱっとみ、見えますが、相対的貧困として、日本では貧困状態の人が15.4%いるようです。
これは、6人に1人が貧困(日本での貧困は、月10万円以下での生活)という計算になるようです。
(日本で一人暮らしをすると1か月にかかるお金は平均約16.4万円のようです)
この貧困率は、世界的に見て高いようです。
そのわりに、アメリカのように、あからさまな寄付や支援が、ないようにも感じています。
支援する方も、支援される方も、そういうのを避ける文化、民族性なのかな~💦💦💦
こども食堂や、フードバンク、寄付によるモノの循環、無料の学習支援などが、もっと身近に、気軽に参加できる形で、行われればよいな、と感じます。気になる分野でもあります。
世界の貧困は絶対的貧困
世界では、世界の 9%の人(7.2億人)が貧困状態にあるそうです。
これは11人に1人が絶対的貧困の状態にあるということです。
世界での絶対的貧困の状態とは、一日を約1.9ドル(約200円以下)で生きている状態です。
貧困に苦しむ人たちの中には、その日一日を暮らすお金を稼ぐために長時間かけてゴミを漁り、売れるものを見つけている人もいるようです。
安全な水を汲みにいくために、片道30分以上も歩く、「水運び」という重労働をしている子どももいるようです。
そんな生活をしているから、教育を受ける機会なんて、ありません。教育を受けないから、読み書きできないから、そのまま大人になって、子どもを産んでしまえば、貧困のループから一生抜け出すこともできません。。。。
まとめ
SDGsの目標1「貧困」については、富の一部が、一部の人や国に集まりすぎているのが問題だそうです。
富をもっている方は、いろいろとチャリティーなどをされているイメージですが、、、そういう人ばかりじゃあないですもんね💦💦💦
相田みつをさんの
奪い合えば 足らぬ
分け合えば 余る
の詩を思い出します💦
連鎖する貧困を止めるためには教育が必要であると、本の中で、池上彰さんは、おっしゃっておられます。
貧困のために学校に行けない→そうすると学力がつかない→読み書き計算ができない→就職ができない→そしてまた次世代も貧困、、、、
のループにはまってしまいます。
生まれる国や家庭などの環境は選べませんが、読み書き計算ができ、物事を読み取る力、表現する力、だまされない力、選べる力、を得る権利は、どの子供も持っています。。。
そして、成長期にとっては、食べ物というものは、とても大切です。日本でも、給食以外では、まともに食べれない子どももいる、と聞きました。
わが子たちは、幸せだと思います。わが家は、恵まれていると思います。
でも、そこで思考停止して終わっていいのかな?なんて、思うこともあります。。。
「ぼくらもできるSDGs」ということで、こども宅食応援団をふるさと納税で応援することもできるそうです。
直リンクをいくつか貼っています。興味あれば、みてみてください。
こども宅食応援団|子育て家庭を孤立から救う「こども宅食」を全国に広げます (hiromare-takushoku.jp)
特定非営利活動法人 TENOHASI – 池袋で、ホームレス状態の方々と出会い、つながり、安心できる生活を取り戻すお手伝いしています。私たちのつないだ手に、あなたの「手」も添えてくださいませんか?
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