こんにちは!
今回は、フジ子・ヘミングさんの「魂のことば」から、10個のことばを紹介させていただきます😊
フジ子・ヘミングさんとは
フジ子・ヘミングさんは、ピアニストです。
類まれなる才能に恵まれつつも、いろいろと苦労されたようです。
彼女のピアノの音色、ほんとーに、素晴らしいのです。
こころにガンガンに響きます💗
80歳を超えた今でも、精力的にコンサート活動をされているようです😊
私は、彼女のピアノの音色も好きだし、絵も好きだし、考え方や生き方も好きです~。
フジ子・ヘミングの「魂のことば」
フジ子・ヘミングさんは、何冊かの本を出されていますが、その1つです。
かなり昔に購入し、大事にしていました。数年前、闘病中の家族に譲っていたのですが、先日、また戻ってきました。
今読み直しても、いい言葉だなー、と思うものもあったので、紹介したいと思います。
theminimaljapanesemom.hatenablog.com
おススメのことば①
目の前にある現実だけを見て、幸福だとか不幸だとかを判断してはいけない。
その時は不幸だと思っていたことが、後で考えてみると、
より大きな幸福のために必要だったということがよくあるの。
おススメのことば②
「自分の母親の葬式にも出ないで」なんて言われたけれど、形式的なことだからね。遠くからだってお祈りはできるから。
それに、母の死に顔なんて見たくもなかった。若くてきれいな時を知っているから。
最後はやせ衰えてお化けみたいだって聞いたから、見ないでよかったとつくづく思うわよ。
だって天国でまた会えるもの。
一緒に暮らすのは、こりごりだけれどね。
おススメのことば③
私が無名の頃、モディリアーニの伝記を読んでは、そのたびに勇気づけられた。
生きている間は報われない芸術家だった。
モディリアーニの写真を雑誌から切り抜いて眺め、
ああ、彼みたいな偉大な芸術家もあんなふうに死んでいったんだから、と思っていたのよ。
おススメのことば④
やっと夢がかなう、と思ったところで、突然耳が聞こえなくなり、
奈落の底に突き落とされた。
もがき苦しんでいるうちに、
人の噂が聞こえてこない生活がだんだん快適に思えるようになった。
ひがんではいけない。
どんなことでも受け容れていくのが、人生よ。
おススメのことば⑤
どんなにつらい悲しみも、すべて時が忘れさせ、癒してくれる。
たくさん泣いて、嫌な時が過ぎてゆくのを、ただ待つしかない。
おススメのことば⑥
幸せな時には、真の友を見分けることはできない。
不幸せになって初めて、誰が本当の友だったかが、はっきりするわ。
おススメのことば⑦
お金の値打ち、卒業証書の値打ち。
どうしてそんな評価ばかりが、
世の中ではまかり通っているのか。
苦労の値打ちをなんにも評価しないなんて。
おススメのことば⑧
辛いことがあっても、この状況からいつか抜け出せる日がくると信じていた。
だから心底、不幸だって思ったことはないわ。
ドイツでも黒パンと紅茶があれば、私は幸せだった。
幸せというのは、多くを持つことによって得られるのではない。
いま持っているもので、得られるものなのよ。
おススメのことば⑨
神にただ、「ああしてください」「こうしてください」と願いごとをするだけではいけない。
自分のいまの状態から幸せをかんがえもしないで、
もっといい状態を得たいと欲望だけをぎらぎらさせている人が多い。
いつも「どうもありがとう」と、
いま生かされていることへの感謝の気持ちを持たないと。
おススメのことば⑩
神から恩恵をうけていることを、私は決して忘れはしない。
たとえ死にたいと思ったとしても、
その人の使命が終わるまでは決して死ねないものなのよ。
「魂のことば」のまとめ
以上、フジ子・ヘミングさんの「魂のことば」から、おすすめの言葉を10個紹介させていただきました。
詩集のようなかわいらしくて小さな本なのですが、160ページ分の、メッセージそれぞれに味があり、心に響きます。
紹介させていただいた10個の言葉は、そのほんの少し。
フジ子・ヘミングさんのくじけない力強いマインドセットを体感したければ、ぜひ本を読んでみてください。
そんな感じです。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!