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「ずっとやりたかったことを、やりなさい」を読んだ感想

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今回は、ジュリア・キャメロンさんの本、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」(The Artist's way)を読んだ感想を紹介します😊

 

 

「ずっとやりたかったことを、やりなさい」を読んだ感想

 

ジュリア・キャメロンさんの本、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」(The Artist's way)は、創造性を回復するための細かなプロセスや方法が紹介されています。

この本のなかで、特に、有名なのが、「モーニングページ」の活用です。

 

以前「モーニングページ」というものを知り、どういうものなのかな?と、ウェブサイトで調べてみたのですが、日本語で詳しく説明しているものには出会えませんでした。もっと詳しく知りたいなあと思っていたので、この本を読んでみました😊

 

theminimaljapanesemom.hatenablog.com

 

ちょっとスピリチュアルな部分もあるし、実際には、12週間のプログラムとなっているので、個人的には、全部を取り入れる、ということはできませんでしたが、この本の内容から、少しだけ、エッセンスを抽出して、自分の生活に取り入れてみようと思いました。

 

創造性を回復するために、実際に、映画監督や、脚本家や、作家や、芸術家や、主婦や、弁護士さんや、いろいろな職業の方に、アドバイスやワークを通して、実施したことを、本の中で、詳しく紹介されています。

 

ジュリアさんによれば、創造性を回復する、創造性を高めるためには、

 

☑毎朝30分早起きして、ノート3ページ分の「モーニングページ」を書くことと、

☑週に2時間、自分の中にある小さなアーティストをデートに連れ出すこと(これを「アーティストデート」というようです)

 

の2つが必要なようです。

 

そのほかにも、いろいろ、詳しいことが本に書かれていましたので、興味がある方は、ぜひ本を読んでみてください😊

 

 

「ずっとやりたかったことを、やりなさい」の内容

以下、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本の中から、あ、これ、わたしの生活に役立ちそうだな、と思った考え方や行動を抜粋します。

 

基本ツール

創造性の回復には、二つの重要なツール、モーニング・ページとアーティスト・デートがある。自らの創造性に触れていたければ、この二つを一貫して用いる必要がある。

 

モーニング・ページ

モーニング・ページとはなんだろう?一言でいうなら、三ページほどの手書きの文章であり、意識の流れをありのままにつづったものだ。

 

(中略)

 

もっとくだけた言い方をするなら、それは「脳の排水」と呼んでもいいかもしれない。脳の中を掃除することが目的だからである。

 

モーニング・ページには間違った書き方というものはない。(中略)モーニング・ページはただ手を動かし、心に浮かんでくるものをそのまま書きとめることをめざしている。卑劣なこと、愚かなこと、ばかげたこと、奇妙なこと、どんなことでもかまわない。

 

(中略)

もう一度言おう。三ページの余白を埋めさえすれば、何を書いてもいいのだ。

 

モーニングページの書き方を説明しています。1ページでもいいのかな?と思っていましたが、3ページ必要なようです。どんなことでもよい。書き続けていれば、自分の内面から湧き上がる何かに気が付くことができ、そして、自分の創造性がどこかに導かれる、みたいなことが書かれていました。

 

モーニングページを書くためには、朝30分くらい早起きして、一人時間を確保しなければいけないので、なかなかハードですが💦週に1回2回でもよいので、試してみると、新しい世界が開けるかもしれません💡

 

モーニングページを続けることで、自分が何を考え、何を必要としているかを知ることができるようです。私たちは、それによって問題のありかを突き止め、自分がどんなことに関心をもっているかを知ることになります。それが、創造性回復のための「ステップ1」のようです☆彡

 

アーティスト・デート

アーティスト・デートとはあ、あなた自身の創造的な心(それを本書では、内部のアーティストと呼ぶ)を育むために特別に確保される、週2時間ほどの時間のかたまりである。基本になるのはそのものずばり、デートだ。

 

(中略)

 

あなたは内なるアーティストを外に連れ出し、話を聞いてやる必要があるのだ。

 

 

アーティスト・デートをおこなうことで、創造の井戸を満たし、池に魚を放つ役割があるようです。何かを生み出すためには、井戸がうるおっていないといけない。生活のあれこれで、干上がっていれば、そこからは、何も生まれない、ということのようです。

 

否定的な思い込みを明るみに出す方法

一歩を踏み出すには、自分を肯定することからはじめなければならない。自分を批判する十分の一でも自分をうまく肯定できるようになれば、大きな変化がおこるだろう。

 

自分を肯定する方法、それを阻む気持ちへの対処法、まわりの厄介な人、クレイジーメーカーについて、などが、詳しく書かれています。

 

シンクロニシティ

祈りがかなえられるのは、じつは怖いものだ。何かを得ることによって、責任を感じてしまうからだ。頼んだものが手に入ったら、どうすればいいのだろう?

 

こんな警句がある。「自分が祈ったものに気をつけていなさい。手に入るかもしれないのだから。」祈りがかなえられるとき、結局、私たちはそれをどう受け止め、どう行動するかを自分で決めなければならない。決して楽なことではないが、それらをシンクロニシティの例として受け止めてみてはどうだろう。

 

私たちは大切な夢を追いかけるのが難しいふりをしたがる。だが、本当のところは、夢を追いかけずにはいられない。夢は避けようとしても、自分のところに戻ってくる。そのとき、覚悟を決めてそれに従えば、第二の神秘の扉がひらく。

 

成長のリズムを見守る

成長は、二歩進んで一歩もどるという変わった前進運動である。そのことを心に銘記し、自分自身にやさしくしてもらいたい。創造性の回復は癒しのプロセスである。

 

ラクにやるということが創造性を育む鍵になるそうです。心を軽くするためには、毎朝、三ページのモーニング・ページを書き、1日に1つ、自分自身にやさしいことをするのがよいそうです💡

 

自分をみじめだと思う理由の1つは、「不足している」という考えからくる。

 

しばしば、欲しいものが手に入らないと思うのは、自分の欲求に振り回されているからである。私たちは自分の欲求に基づいて人や物を操作するのではなく、物事の自然な流れに身を任せることを学ばなければならない。

 

善人の罠

ほとんどの人は、自分のやりたいことを断念することで、いい人間であろうとする。その結果、自らの創造性から離れてしまうが、「自分はいいことをしているのだ」という偽りの精神性を培っていく。これを私は善人の罠と呼んでいる。善人の罠は、自己否定の1つにすぎない。

 

喪失をチャンスに変える

あらゆる終わりははじまりでもある。

 

「喪失をチャンスに変える」ことはアーティストにとって強力な戦術となる。それを実現するには、ただこう自問してみればいい。「この喪失は私にとってどんな役に立つのだろう?どのような仕事の方向性を示唆しているのだろう?」その答えは、あなたを驚かせ、解き放つにちがいない。要は、痛みをエネルギーに変えることである。そうするには、物事を異なった角度から見てみるのがコツだ。あるいは、それまで躊躇していた扉を開けて、通り抜けてみるのもいいだろう。大切なのは、信じて行動することだ。

 

私が現在、メジャーの長編映画を任されるまでになったのは、「なぜ私がこんな目にあわなきゃならないの?」ではなく、「次にどうしよう?」と自問しつづけていたからにほかならない。

 

次にどうしよう?と問い続けること。うまくいかなくって、不満ばかりでてきそうなとき、活用できそうです😊

 

年齢は言い訳にはならない

「年をとりすぎている」は、恐怖に直面するのを避けようとするとき、かならず使われる逃げ口上である。別の言い訳をみてみよう。「退職したら、やってみるよ」。これもエゴが傷つくのを避けるための、興味深い逃げ口上である。

 

創造性を阻まれた多くの人たちは、夢を追求するには年をとりすぎている(あるいは若すぎる)と自分自身に言い聞かせる。しかし、私たちが本当に気にしているのは年齢ではない。人のやらないことをして、他人に白い目で見られたくないだけなのだ。

 

 言い訳って、いろいろありますよね💦

 

手順を踏む

「手順を踏む」とは、まだ準備ができていない大きなプロジェクトに一気に飛びつくのではなく、小さなステップを踏むことを意味する。

 

手順を踏むことは、もっていないものに不平をこぼすのではなく、もっているものに取り組むことを意味する。

 

競争心は、創造性を妨げる多くの障害に横たわっている。創造に携わる者が焦点を当てなければならないのは、今、何が流行しているかではなく、自分の内面が何を語りたがっているかである。作品が時代に先行していようがいまいが、注目されるときには注目されるのだ。

 

 

 

「ずっとやりたかったことを、やりなさい」を読んだ感想のまとめ

以上、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」を読んだ感想を紹介させていただきました。

 

毎日、お子の雑用や、家事や、食事準備や、ちょっとした在宅ワークで忙しくって、なのに、家族や夫婦の時間も大切にしたいし、睡眠時間も確保したい、、、よくも悪くも、欲張りなわたし。

 

効率や結果ばかりを気にして、自分の内面や生活の潤いがなくなっていたような気もします。

 

モーニング・ページは、残念ながら、週1回できればいい方なのですが、アーティスト・デートと称して、自分の心が潤うことを取り入れてから、少しだけ、余裕が出てきたように思います。

 

わたしの最近のアーティスト・デートは、ショパンのピアノソナタをワイヤレスイヤホンで聞きながら、散歩する、というだけの、とってもシンプルなものなのですが💦

 

わたしの中のアーティストが、喜んでいるのが、わかりますwww

 

創造性が回復するのか、なにか湧き出るのかは、わかりませんが、ちょっとだけ、潤いが戻ったのは、よかったなあ、と思います。

 

とてもいろいろなことが書かれていて、短期間で消化するのは、難しかったのですが、興味があれば、読んでみてください😊