こんにちは!
今回は、「アメリカで気をつけたい病気/感染症」を5つ紹介したいと思います😊
この5つは、「アメリカならではじゃないかなあ💦」「日本では、なかなかないよね💦」と思いました。
シラミ(lice)
「シラミ」は、日本でもないことはないとは思うのですが、私の中でのイメージは、戦後の混乱期の「シラミ流行」と「DDTをふりかける」情景(教科書の写真)が思い浮かぶくらい、過去のものって、感じだったのですが。
アメリカの現地校に通っていると、「クラス内で、シラミの子がいました。ご家庭でも、子どもたちの頭にシラミがいないか✅してみてください」みたいなシラミお知らせ&対策の用紙やメールをもらうことが、何度もありました。
わが家の子どもたちは感染することはなかったのですが、とっても一般的なようです。
家の中では、靴を脱ぐ家庭も意外に多い印象でしたが、土足で寝室まで入ったり、家が広い分、細かいところの汚れが気にならず、衛生面で劣るのか、、、、💦
原因は、わかりませんが、とにかく、多かったです!!!
シラミかな?と思ったら、かかりつけ医を受診して、特別なシャンプーなどを使い駆除するようです。
Lice - Diagnosis and treatment - Mayo Clinic
イボ(wart)
イボ感染も多いようです。
我が子の1人も、1年くらい、なかなか治らず、苦しめられました💦
手足の指から感染して、口回りに広がっていきました。
市販薬を試し、漢方系サプリメントを試し、結局、小児科の先生に皮膚科を紹介してもらって、皮膚科に通って、処置してもらいました。
ドライアイスで焼く前に、何か新しい薬/注射で処理してもらったら、数日後にぽろっと、とれました。その後、再発はしていません。どういう薬剤だったのか、細かいところは覚えていないのですが💦
外見について、細かいことを言うような子が、周りにいなかったのが、幸いでした(アメリカの学校で、そういうことをすると、差別発言として、保護者/担任/校長先生からも、かなり厳しく注意されると思います)。
Warts: HPV, Causes, Types, Treatments, Removal, Prevention
アメリカの学校は、建物は立派でも、細かいところが不衛生なところも多いと思います。子どもたちには、べたべたいろんなところを触ったり、その手で、顔回りを触ったりしないように、気を付けてほしいのですが、低学年だと無理がありますよね💦
いぼ感染は、とっても一般的なようです💦
気を付けてください💦
ポイズンアイビー(Poison Ivy)
ポイズンアイビーも一般的です。
日本の「つたうるし」と同じようなものらしいですが、毒性は、つたうるしよりも、かなり強いようです💦
中西部では、タウンハウスに住んでいたので、外回りはすべてアソシエーションの方が整えてくれ、日常生活の範囲では、ポイズンアイビーとは無縁でしたが、
東部ではじめに住んだ家は、一軒家であったのと、大家さんや前の住人たちが家のメンテナンスをほとんどしていなかったため、庭の雑草がすごくて、その中に、ポイズンアイビーもたくさんありました💦
そんなものが存在することを知らない私と夫は、引っ越し後、せっせせっせと、庭の片付けを行って、知らぬ間に、ポイズンアイビーに接触して、ひどい皮膚炎になってしまいました。けっこう酷い皮膚炎になり、広がっていき、長期化するので、ほんとうに、要注意です。
ボストン近郊だと、家の周りにポイズンアイビーが残っているところも多く、地元の子どもたちだと、「あれは、ポイズンアイビーだから、当たらないようにしないといけないよ」ということもわかっているようですが、
私たちは、一苦労しました💦
とりあえず、つる性で、3ツグミの葉っぱのものは、ポイズンアイビーじゃないかなあ、と、気を付けるようになりました💦
専門業者を呼んで、庭にあるポイズンアイビーを駆除してもらいましたが、完全駆除には、最低2年はかかると言われました💦
マダニ(tick)
マダニといえば、日本だと、山登りに行った方が、山小屋のトイレなどで感染する、という、けっこう稀なイメージですが💦
アメリカの田舎だと、普通に、家に入ってくるということも聞きましたし、
フォレストプリザーブ(森林保護区)やちょっと緑の多い公園/森などに遊びに行った後などに、簡単に、くっつけて持ち帰ることもあるようです。
学校の実習や遠足の前には、「マダニ(tick)」についての、説明書きと実物大の図などが配布され、気を付けるようにと、注意喚起がされます。
一度、わが家にも、1匹入り込んでいて、かなり驚きました。
ライム病(Lyme Disease)を発症する可能性もあるので、子どもたちが森などに行った後は、帰宅直後、すぐにシャワーを浴びさせ、頭の上から爪の先まで、黒い小さなマダニがいないか、確認し、洋服たちは、すぐに、洗濯&熱乾燥することをおすすめします。
近隣の小児科でも「deer tick」が最近よく見つかっています、なんていう張り紙もみつけて、怖いなーなんて、思っていました。
参考にしてください。
Tick Tips from Mayo Clinic - Mayo Clinic News Network
ウエストナイル感染症(West Nile Virus)
こちらは、一般的では、ないのですが、それでも、東部では、「ゼロ」ではないようなので、注意が必要です。
蚊に媒介されるものなので、夏場の外出時には、虫よけスプレーなどで、きちんと対策する必要があります。
ボストン領事館のお知らせにも、載っていましたので、リンク貼っておきます。参考にしてください。
まとめ
以上、アメリカで気をつけたい病気/感染症5つを紹介させていただきました。
日本で普通に生活していたら縁がなさそうな病気にも、けっこうすぐに罹ってしまうようなので、恐ろしいです💦
【あれ、おかしいな?】と思ったら、情報収集しつつ、早めに受診することをおすすめします。
雑感ですが、早口/スラング多用の日常会話に比べると、学校の先生やお医者さんの英語は、比較的わかりやすく、コミュニケーションもとりやすかったです。
とはいえ、病名や処置方法などは、初めて聞くものもあり、覚えきれないので、紙に書いてもらったりもしていました。
そんな感じです。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!