こんにちは!
今回は、アメリカで購入した「ボストンピアノ UP-126E」を紹介します。
ボストンピアノとは
ボストンピアノとは、有名なスタンウェイ(steinway&sons)のセカンドラインのピアノシリーズです。
日本の河合楽器が制作されているということですが、
ピアノの制作技術はスタンウェイの特許技術を使用しているので、鍵盤の重みや深い響きは独特で、素晴らしいと思います。
アップライトピアノというのは、上側がパカっと開く造りになっていると思うのですが、
このボストンピアノは、ピアノの前面をパカっと開くことができます。
ピアノの前面を開いた状態で、蓋をあけ、前面をかぶせることで、固定できます。以下の写真のように、弦の部分が開かれるので、音が、ピアノ内にこもることなく、響きもかなりよくなります💗
Boston Upright UP-126E PE - Steinway & Sons
アメリカでボストン/スタンウェイピアノが安く購入できるところ
渡米直後、知人に教えてもらいました。
シカゴ郊外には、「スタンウェイピアノ」を扱っているファクトリーがあり、そこで年に1回、訳ありのほぼ新品のピアノを破格で販売している、ということを、教えてもらいました。
「訳あり」といっても、壊れているわけではもちろんなく、
「コンサートホールやギャラリーで数回弾いた程度」という感じの、中古品です。
私は、音大を出たわけでもない、ただのアマチュアのピアノ愛好家で、超絶技巧の曲とかは弾けないのですが…💦ピアノが大好きだったので、興味津々で、そのスタンウェイのピアノフェアに家族で遊びに行きました。
そこには、ファーストラインのスタンウェイのグランドピアノに並んで、セカンドラインのボストンのグランドピアノやアップライトピアノ、サードラインの"Essex"のグランドピアノなどが、所せましという感じで、たくさん並んでいました。
楽しい時間でした💛
そこで、目に留まったのが、ボストンピアノのUP-126E。
ヤマハやカワイのピアノでは感じることのできないような、なんともいえない、深い響きと、鍵盤の重さなどを体感して、一瞬で、恋に落ちてしまいましたw
アップライトで場所も比較的とらないということ、アメリカでは置く場所は沢山あること、比較的手ごろな値段だということもあって、
夫と相談して、家庭内借金(夫が一括で業者に支払うけれど、その代金は後日私の貯金/稼ぎから家計へ戻すという約束)で、購入しました💗
💗💗💗大満足な買い物となりました💗💗💗
ボストンピアノをアメリカから日本へ運ぶ方法
その音と響きに心を奪われた、ボストンのアップライトピアノですが、日本へ運ぶ場合、けっこうな運賃(一般的な新卒の1年目の月給くらい?)がかかります。
ミニマリストを目指している手前、いろいろと悩んだのですが、ふんぎりがつかず、日本へ持ち帰ることにしました。
日通の海外引越の提携業者を利用しました。
アメリカでは、家も広くて、「小さなアップライト」と思っていましたが、日本製のものと比べると、サイズ的にも、けっこう大きめのアップライトピアノ(278キロ)だったようです。
アメリカの家から搬出する前に、細かい傷などの✅はありましたが、
アメリカでは、
実際の移動日には、ガタイのでかいお兄さん4人がやってきて、ひょいっと、車輪付き荷台に乗せて、楽々と、4人でトラックまで楽々運んでいました😊
段差も少なく、家も広いし、養生もせず、土足で入ってきて、超アメリカンなお手軽なスタイルでしたw
一方、日本の家への搬入日。玄関も廊下も狭く、念入りに養生した後、3人のうちの
主に1人のおじさんが、ロープで自分とピアノをくくりつけ、運ぶスタイルで、かなり心配しましたが💦
無事、設置することができました。
かーなーり重いようです。
278キロのピアノを主に1人で運ぶおじさん、オリンピック級の怪力でした。
腰抜けなくて、ほんとーに、よかったです💦
グラウンドピアノの運搬の方が楽
今までで1番大変な運搬だった
と言われましたが、
設置に関して、その他の細かいケアもしていただき、ほんとーにありがとうございました💖
ボストンピアノのまとめ
2013年に一目惚れして購入したピアノ。
日本のカワイ楽器が制作し、アメリカに輸送し、シカゴで一目ぼれして、ボストンに運んで、日本へまた舞い戻ってきた、ピアノw
旅するピアノ
です💛
モノカウントとしては1点ですが、
なにせ嵩張るし、家族はあんまり興味がないし、私も、簡単な曲をたまに弾く程度なので💦
子どもたちにも夫にも、「けっこうかさばるよねー」なんて、いつも言われています💦
ミニマリストに憧れているので、やっぱり、執着を手放した方がいいかな?という気持ちもあるのですが、
たまに音を奏でると心が潤います。幸せな気持ちになります。
わがままを聞いてくれている家族にも感謝をしなければな、と思います。
現在の家を出て行く時には手放すという選択肢もあるかもしれませんし、万が一再び海外に住む機会があれば100%売ることになりそうですが、今しばらくは所有したいと思います。
ボストンピアノ、とっても素敵なピアノなので、紹介させていただきました。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!