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Gender IdentityとGender Fluidity

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今回は、Gender IdentityとGender Fluidityについて、紹介します。

 

 

英語教材の例文がやばかった

昨夜、末っ子が公文式英語教材の宿題をしていたのを、聞いていたのですが、

 

She looks like a boy.

 

という英文が流れてきて、度肝を抜かれました💦

 

 

この英文は、女はこうあるべきだ、男はこうあるべきだ、みたいな、

 

ジェンダーに多様性を許していないような、時代錯誤を感じてしまうところが、

 

とっても残念です。

 

公文式英語教材に限らず、そういった文章って、日本のほかの教材やプリントでもよく見かけます。

 

その教材をつくっている先生の(英語力ではないけど)意識レベルは、そのレベルなのね、、、、それを許容している会社も、そのレベルなのかな、って思われても仕方がなさそうです💦

 

日本人って、他国の人たちに比べると、ほんとーーに、英語ができませんが、

 

英語がしゃべれる、しゃべれない、の以前に、

 

こういったジェンダーとか、多様性とか、そういったことに対する感覚や意見も、

 

培っていかないといけませんね。。。💦

 

 

日本の小学校は意識が低い

 

日本の小学校って、男子はこっちねーーー、女子はこっちねーーーー、

 

みたいに、いまだに、男子女子で、分けることも多いのですが、

 

アメリカの小学校では、そんな場面には出くわしたことがなかったので、

 

日本の小学校で、なんでも、男子女子にわけようとする風潮には、ビビりました(その方がラクっていうのもあるのでしょうし、健康診断などは、わけないといけないけれど💦)

 

(アメリカだと、並ぶ必要がある場合などは、男女ごっちゃで、出席番号順でした。集団の健康診断は学校では実施されず、個別でかかりつけ小児科に行って、健康診断やワクチンは受けていて、その結果を新学期前にスクールナースに提出していたので、そもそも背景が違うのですが。。。)

 

制服だって、多くの場合は、女の子は赤で、男の子は黒、女の子はスカートで、男の子はズボン。

 

その有無を言わせない感じ、やめたらいいのになーーーー。

 

身体的な特徴について、からかうような発言も耳にします。

 

日本だと気に留められなさそうな小さなことでも(それは子ども同士の遊びの一環であって、いじめじゃないとか)、差別的な発言である以上、アメリカだと校長先生に呼び出しくらって、反省文かかされて、レッテルはられそうです。

 

日本だと、いじめた子じゃなくって、いじめられた側が苦労したり、我慢したりすることが多そうですが、アメリカだと、いじめた子の方が、「精神的、発達的になにか問題がある」というレッテルを張られ、行動を制限されます。支援員がついたり、遠足に一緒にいけなかったり、、みたいなこともおこるそうです。

 

話を戻します💦

 

Gender IdentityとGender Fluidity

Gender IdentityとGender Fluidityについて、少し、調べてみました😊

 

ウェブ検索をかけたところ、ハーバードメディカルスクールが出している"Harvard Health Publishing"のウェブ記事を見つけることができました。

 

Gender fluidity: What it means and why support matters - Harvard Health

 

以下、この記事の中から、キーワードを数個、わたしなりの解釈で、紹介します😊

 

Gender Identity

Gender Identityとは、自分の性をどのように認識するかって、こと。「性自認」とかいう日本語訳もついているようです。

 

性的同一性と性自認の一覧 - Wikipedia

 

Gender Expression

Gender Expressionとは、自分の性をどのように表すか、ってこと。

 

ジェンダー表現 - Wikipedia

 

そういえば、お子の友人が10歳くらいの時に、わたしは、Theyだから、よろしくね、って言われたって、聞いて、すごいなあ、と感心した記憶があるのですが、

 

アメリカの大学だと、最初の自己紹介のときに、自分のGender Pronouns(ジェンダー代名詞)が、She、He、Theyのどれなのか、最初に表明する、ということを、以前本で読んだことがあります。

 

Mr. Ms.の区別じゃなくって、Mx.にするとか、なんとか、、、

 

日本だと、ぜんぶ、「さん」でいけますから、まあ、代名詞は、必要ないのかな、という気もしますが💦

 

Cisgender

Cisgenderとは、その人の性の認識が、出生証明書に記載されている性(男性または女性)と一致していること。

 

Cisgender means a person’s gender identity matches the sex — female or male — designated on their original birth certificate.

 

Gender Fluidity

Gender Fluidityとは、gender expressionまたはgender identityの一方またはその両方が、経時的に変化すること。日本語だと、「ジェンダー・フルイド」と言われてるようです。

 

Gender fluidity refers to change over time in a person’s gender expression or gender identity, or both. That change might be in expression, but not identity, or in identity, but not expression. Or both expression and identity might change together.

 

典型的には、トランスジェンダーやノンバイナリーのカテゴリにフィットする。ノンバイナリーとは、バイナリー(性を男女の2つにわける)の対極にある概念です。

 

As an identity, it typically fits under the transgender and nonbinary umbrella, which applies to people whose gender identity doesn’t match the sex assigned to them on their original birth certificate.

 

Transgender

Transgenderとは、その人の性の認識が、出生証明書に記載されている性(男性または女性)と一致していないこと。

 

Gender FluidとTransgenderのちがい

例えば、思春期に、出生証明書に記載されている性と、自分が認識している性の不一致を感じ、それ以降も感じ続ける子どもは、Transgenderと カテゴライズされることが多い。

 

人生において、何度も、性の認識を変化させる人は、Gender Fluidとカテゴライズされることが多い。とはいえ、かれら自身は、自分たちのことをGender Fluidと呼ぶことは絶対にないだろうけど。人によってさまざま。

 

 

Gender Fluidの子どもに対して気をつけること

Gender FluidやTransgenderの子どもたちは、Cisgenderの子どもたちに比べて、精神的&身体的に病気になりやすく、鬱病、不安、自傷行為、自殺の可能性が2~3倍も高くなっている。Gender Fluidの子は、Transgenderのコミュニティでも「じぶんはちょっと違うな」という違和感を感じる傾向があるようです。

 

性の認識と性の表明に関連する人間の多様性の一部として、Gender Fluid(性の流動性)を考える。「許容する」ことが大事。

 

具体的には、子どもの話をよく聞いて、認める。自分のことは自分が一番よくわかっている。

性認識を発達させていく場合に、性の流動は起こりうるので、忍耐強く。

彼らが十分な情報を得たうえで決断できるように、サポートすること。

同じような経験をした人たちと話しができるようにGender Spectrumなどのサポート団体やリソースに彼らをつなげること。

 

I encourage you to think about gender fluidity as part of the diversity of human experience related to gender identity and expression. While acceptance is important in how we treat anyone, it’s especially important for children and teens.

Listen to youth and validate their experience of their gender. Everyone is the expert of their own gender.
Be patient, as a youth’s gender fluidity may be part of their gender identity development.
Support gender-fluid youth in making informed decisions about gender-affirming care, such as hormone therapy and gender-affirming surgeries.
Connect them to support and resources so they can talk to others with similar experiences. Gender Spectrum is a great resource for both gender-fluid youth and the adults in their lives.

 

まとめ

以上、日本で見かける時代錯誤じゃない!?なものたちから派生して、、、、Gender IdentityとGender Fluidityについて、ウェブサイトで学んだことを紹介させていただきました。

 

All communities have expectations around what’s “normal.” 

 

日本に限らず、すべてのコミュニティには、「これが普通」っていう期待みたいなものが存在するようです。

 

無意味な偏見や差別を自分が生み出さないように、それに気が付けるように、いろいろな側面から物事を「知る」ことは大事だと思いました。

 

日本に住んでいても、40代主婦でも、

 

時代と世界と子どもたちに置いていかれないように、考え方や物の見方や国際感覚を、それなりに身につけていきたいなあ、と思います💦💦💦

 

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