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覚えておきたい英単語【diversity】

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皆さん、こんにちは☆

 

3月は日本では卒業シーズンですね。

卒業された皆さん&ご家族の皆さん、おめでとうございます😊

 

我が家の1号も先日卒業しました。

っていっても、途中編入だったので、短い小学校生活でしたが。。。

 

アメリカ文化にどっぷりの生活から一転、日本へ本帰国、中学受験、日本の公立小学校への編入など、時には思うようにいかないこともありましたが、ほんとーに、よく頑張ってくれたと思います。

 

頭が下がる思いです。。。

 

覚えておきたい英単語【diversity】

覚えておきたい英単語【diversity】

 

diversityの意味、知っていますか?

 

さて、我が家の子供達。

 

日本の小学校へ編入後、 【日本ってdiversityがないよね💦】って、子どもなりにショックを受け、教えてくれることが何回かありました。

 

皆さん、diversityって、どういう意味かご存じでしょうか?

 

カタカナ語ダイバーシティの意味

日本語では、職場環境などを改善する際などに、カタカナ語で【ダイバーシティ】というように使われていることが多いように思います。

 

オンライン国語辞典のコトバンクには、

ダイバーシティとは、多様な人材を積極的に活用しようという考え方のこと。 もとは、社会的マイノリティの就業機会拡大を意図して使われることが多かったが、現在は性別や人種の違いに限らず、年齢、性格、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、広く人材を活用することで生産性を高めようとするマネジメントについていう。 企業がダイバーシティを重視する背景には、有能な人材の発掘、斬新なアイデアの喚起、社会の多様なニーズへの対応といったねらいがある。

 

 と書かれています。

 

カタカナ語には気を付けて

 

カタカナ語と英語の意味が一緒の場合もありますが、微妙に異なる意味で使われていたり、日本にその言葉が輸入された時点で、カタカナ語が全く違う意味で使用され始めたり、ということもあると思いますので、カタカナ語は、発音も意味も、要注意です!!

 

英語diversityの意味

一方で、オンライン英英辞書MERRIAM-WEBSTER DICTIONARIESでの意味は、以下の通りです。

 

Definition of diversity

1
: the condition of having or being composed of differing elements : VARIETY
especially : the inclusion of of people of different races (see RACE entry 1 sense 1a), cultures, etc. in a group or organization
programs intended to promote diversity in schools
2
: an instance of being composed of differing elements or qualities : an instance of being diverse
a diversity of opinion

 

 異なる要素からなる状態。異なる人種や文化から構成されるグループや機関などを言うようです。

 

アメリカで生活している時にも、よく聞く英単語の1つでしたが、

私は、会社勤めをしてなかったので、日常生活では、

主に、英英辞典の1つめの意味、地域や学校のやコミュニティが【異なる人種的ルーツや異なる文化的背景をもった人々から構成されている】というような意味で使用されている場合が多かったです。

 

【diversity=異なる人種的ルーツや文化、宗教的背景をもつ人たちから構成されている状態】

という意味で覚えておけばよいのかな、と思います。

 

私たちのコミュニティにdiverisityがあるということは、素晴らしいこと、

それぞれのdiverisityを大事にしていこう!

 

という感じで、皆さん、使われていました。

 

マイノリティな日本人でしたので、異質の他者を受け入れようという、雰囲気は、ありがたく感じました😊

 

アメリカでは当たり前のdiversity

アメリカは、さすが、移民大国というだけあって、

様々な人種的ルーツを持った人々が、暮らしています。

 

肌の色、目の色、髪の色、髪の毛の特徴や質感、背の高さなど、見た目も様々であることは当たり前ですし、

目に見えない内面、文化的背景、宗教的背景も、様々です。

また、育ってきた環境なども、多種多様です。

また、政治的な考えも様々ですし、トランスジェンダー等に対する考え方も発達しています。

 

アメリカで暮らす前は、

アメリカ人=直接的に物事をズバズバ言われそう

という、なんとなくなイメージがありましたが、

 

そんなことはありませんでした。

 

相手が、自分と違うということが大前提なので、

色々な点で、具体的に、表現&説明をしてくれます。

 

聞き手、読み手が、色々と推測しなくてもいいように、

誤解を最小限にするために、

すごく具体的に説明してくれるので、

すごく分かりやすかったです。

 

また、相手やその背景を尊重するという意味で、

慎重に使用する言葉やトピックを選んで、

慎重に話をしているような気がしました。

 

個人的な感想ですが、

日本人が当たり前に使っているような言葉でも、

【差別的】【侮辱だ】と考えられることも多いと思います。

 

住む地域によっては、また違う体験をされた方もいるかもしれませんが💦

 

全米的には、色々な根深い問題があると思いますが、

 

個人的には、このdiversityウェルカムな空気に助けられ、学ばせていただきました😊

 

日本では見逃されがちなdiversity的価値観

一方、日本では、

人種的にも、日本人が主流を占めており、

肌の色も、髪の色も、目の色も、身体的な特徴も、同じような感じです。

 

また、文化的な背景、宗教的な背景も、まあ、だいたい自分と同じようなものだ、と考えられているのではないでしょうか。

 

広くみれば、皆、黄色人種で、黒髪なのですが、

日本人内で、

あの子は肌が白いとか黒いとか、あの子の髪の毛は少し茶色いとか、

そういう細かい指摘があるとか、

 

相手も自分と同じ前提&共通認識をもっていると思い込んで、

かなりアバウトに説明したり、

言葉が不十分だったり、不適切だったり、

 

日本ならではだよなー、なんて思います💦

 

小学校では、

金子みすずの【みんなちがってみんないい】を教科書の題材に取り上げて、

他人を尊重しましょう!

自分を尊重しましょう!

という教育がされていますが。。。

 

みんなと同じじゃないといけない、みんなと同じじゃないと不安、

という同調圧力が大きい、

日本ならではの教育なのかなー、なんて、

思ってしまいました💦

 

制服について

まだ、日本に戻ってきて数か月ですが、その短い間でも、【あれ?】と思うことが、何点かありました。

 

まず、制服について。

 

制服があるということは、それぞれの学校の事情があると思うので、良しあしは図れないとは思うのですが、

 

例えば、3号の幼稚園の規定。

 

男の子は、黒ベースのシャツに指定のズボン、

女の子は、赤ベースのシャツに指定のスカート。

 

でした。

 

女の子っぽい恰好が嫌いな女の子もいるし、スカートを絶対にはきたくない女の子もいます。

 

服の嗜好だけだったら、少し我慢してもらえばいいけれど、我慢は必要だし、

 

トランスジェンダーの子供だったら、そういう決めつけは、自分のアイデンティティを保てないのではないか、と思ってしまいました。

 

最初から、細かく規定などせずに、

制服は、赤と黒のどちらかから選んでね。

下もズボンかスカート、どちらでもいいよ。

 

という選択もあればいいのに。

 

その方が、自然な気がするよな。

なんて、思いました。

 

 

 

男子は,女子は,という発言

日本の小学校で驚いたことの1つは、卒業式の練習で

先生たちが何気なくかける、

「男子はこっちの列ねー。女子はこっちの列ねー。」

などという、なにかあれば、男子女子で分類したがる傾向だったそうです。

 

アメリカの学校では、

集団で何かするとか、

見栄えをよくするために秩序を保つとか、

順番に何かするとか、

そういう必要性もなかったのかもしれないのですが、

アメリカの学校では、

女子はこっち、男子は、こっち、などと、言われることはほぼなかったようです。

「個」を大切にして、「個」に注目するから、あまり、そういうことも、気にしないのが、普通なのかな、なんて。

 

 にしても、

【男子は、女子は、男子だから、女子だから、男子なのに、女子なのに...】

そういう言い方って、なんか、ジェンダーに問題あるよね、日本ダイバーシティないよね、って、言ってました。

 

うん、ママもそう思うよ。

男子女子で区切られたくない人は、困るよね。

っていう話をしました。

 

家族の形態も様々

また、アメリカでは、家族の形態も様々だと感じました。

 

ママが2人の家族もいたし、パパが2人の家族もいたし、おじいちゃんおばあちゃんと暮らしている子もいたし、両親は離婚したけど、互いに近くに住んで、両方の家を行き来している子もいました。

 

それらが、彼らのスタンダード。

他人にとやかく言われる筋合いはありません。

 

様々なスタンダートがあるのが当たり前。

だから、アメリカでは、何をするにも、そういう、色々な場合を想定して、言動を選んでいかなければ、考えが浅い、配慮が足りない、などと、非難されてしまうのかな、などと思いました。

 

英語学習について

 英語は国際社会で必要な力

英語は、国際社会で必要な力であることは、明らかだけど、

 

英語は、単なるコミュニケーションツールだから、使いこなしてなんぼ。

 

英語は、使えるようになる必要はあるけれど、

 

お手本のように発音できるようになる必要はないし(そりゃあ、発音がきれいな方が、コミュニケーションは取りやすいですが💦)、

 

相互理解するための、文化的な理解とか、歴史的な背景の学習なども、大事なのではないかな、と思います。

 

日本の英語教育の現状は 

まだ本帰国したてなので、詳しいことは分からないのですが。。。

 

便利なサービスやテクノロジーが沢山ある時代なのに、

やっぱり日本は教育に関しては保守的&アナログだな、家庭任せだな、なんて、思ってしまいました💦

 

スペリングミスは、パソコンや携帯がオートコレクトしてくれる時代に、度を越した正確性を求めるスペリングテストなんてナンセンス(これは、アメリカの学校の先生も言っていました)。

 

学校の英語のテストで、答えはあっているのに、ちょっと書き方が雑だからバツになった、っていう、話も、知人から聞いたことがあります。

 

YoutubeやPodcastやその他の英語アプリなどで、生きた英語に沢山触れることができるのに、

 

アメリカでは、ネイティブの先生たちも自分たちで発音などを全て教えず、アプリなども活用しているのに、

 

日本の英語教育は、

まだまだ日本人英語教師の技量や確保できる英語ネイティブ教師の数に左右されているのではないかな、

なんて、

 

日本の公立小中学校での英語教育の様子をほんの少し見聞きしただけですが、

そんなことを、思ってしまいました。

 

 まとめ

 以上、アメリカで生活している中でよく聞いた英単語【diversity】について、紹介させていただきました。

 

英単語を覚えるときは、その英単語と日本語訳の1対1の対応だけでなく、その言葉が使われている意味や背景なども、併せて、調べたり、学んでいくと、

 

英語だけでなく、アメリカ文化にも理解が深まり、

 

それが、また、英語でのコミュニケーション能力の向上につながるのでは、

 

なんて、思っています。

 

色々と書き連ねてしまいましたが、1つでも参考になる情報があれば、嬉しいです😊

 

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!

 

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