高齢者ドライバーによる事故があるたびに暗い気持ちになります。
特に、高齢者が運転する車のせいで、高校生や、若い子や、若い親子が亡くなったというニュースを聞くと、ほんとうに、暗い気持ちになります。
高齢者の言い分は、わかります。
都会に住んでいるわけでないから、生活が不便になるとか
まだ元気だとか
運転がすきだからとか
返納なんて、とんでもないとか
（運転が自己肯定やストレス発散の手段になっている気もする）
家族が困るとか
（高齢者世帯の場合、なんやかんやで家族が頼っているケースもある）
あんまり乗ってないとか
ゆっくり走ってるから大丈夫とか
(異常に遅い走行をしている高齢ドライバーにも結構な割合で遭遇しますが、他からみたら、ぜんぜん大丈夫じゃない💢)
そういう気持ちは、わかります。
現に、
車なしの生活をしようとしても、
近くを通るバスは、１時間に１本とかで
真夏の暑さの中、買い物のために、歩こうものなら、熱中症になりそうです
(とはいえ、公共交通機関が皆無のアメリカの田舎に比べたら、日本の大部分の市町であれば、なんとでもなりそうな気もします)
ネットスーパーの使い方は よくわからないし
クレジットカードも 使いたくない
そういう気持ちも わかります
車がなくなって 家にこもりがちになって 気持ちがふさぎがちになったり ぼけてしまっても
こまります
車なしの生活にダウンサイズしたり、必要なものを取捨選択したり、優先順位をつけたりして、生活を再構築するような思考をもつことや、変化を受け入れることは
もう無理なのかもしれない
そういうのは、理解できるんですが。。。
命の重さは 計ることはできませんが
でも やっぱり ものの順序として
若者の命は 大事です 尊いです
高齢者の過失と過信によって それも 防げる過失によって
なんの罪のない たまたまそこにいただけの若い人の未来や命を奪うのは
おかしいのではないか
ほんとうに 暗い気持ちになります
未来のある若者を育てている 親世代として
高齢者の親を持つ 子世代として
怖い気持ちに なります
高齢者にも 言い分はあります わかります
でも どんどん 年を取り 客観的に 判断できなくなり
昔からの生活スタイルを変えれなくて
思考ができなくて
そのまま ずるずる 来ている方も多そうです
高齢者自身の死亡事故っていうのは まだいいんです
自分のせいだから
でも
加害者になるっていうのは 防げるものなら防ぎたい 防いでほしい
理想としては
100歩譲って
80歳以上になったら
免許は返納する
という法律を作ってほしい
認知機能 動体視力を含めた身体能力 反応の鈍さ 脳の衰え
そういう明らかな衰えがあるのに
60年前、20代そこそこでとった免許を野放しにしていていいのか。。。。
高齢者ドライバーに対しては
認知機能検査だけでは 不十分だ という意見もあるようですが
賛成です
別に 高齢者を 不便にさせようとか 追い詰めよう、とは思っていないけれど
毎日 ヒヤリとすることが 多いです
認知機能検査と一緒に 学力テストみたいな筆記テスト、たとえば、短時間で受け答えや判断を要するものを、ある一定の量を解かせる、みたいな試験は、必要なのではないのかな、、、、
時間をじっくりかけてできても意味がないんです
短時間で 状況を把握して 判断して 行動する
そういう力が 運転には 必要だと思います
（私は、そういう力が弱いので、運転が苦手です、車なしでも生活できるようなところで老後は小さく暮らしたいな。。。）
高齢ドライバー事故 「運転やめて」家族の苦悩 | 高齢者 | NHK生活情報ブログ:NHK
高齢者自身が 身体能力も 認知機能も 判断能力も
まだまだ大丈夫だと思っていたとしても
客観的なテストで点数が足りなくて
あるいは 年齢制限によって
国から「もう返納しなさい」「じゃないと違法ですよ」
と言われれば、誰でも、返納すると思います。納得できると思います。
一方、自治体も、もう少し、高齢者に寄り添った、コミュニティバスみたいなものを運行してもらいな、と思ってしまいます。
(病院や図書館やスーパーや主要バス停を循環する自動運転のバスとかあれば便利そう)
どんなに不便で、ハザードマップで色が塗られているところでも、
長年住んだ土地からは、離れられない、
子供がいても 遠くの土地で暮らしていて 頼れない
そういう気持ちや状況もわかるので、、、、
返納させるかわりに、なにか、便利なものを、、、、
高齢者ドライバーによる問題が、社会問題になって、もうけっこうな年月が経っているとは思うのですが
あんまり何も変わっていないような気がして
やっぱりモヤモヤしてしまいます
何年たっても 同じ問題で モヤモヤして
そして、年月が経てば経つほど
状況は悪化しているような気がしてなりません
