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「自己探求の時代」を読んだ感想

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今回は、主婦おすすめの本(論文)として、ピーター・ドラッカーの「自己探求の時代」を一部紹介します。

 

これは、帰国準備の片付け中に、家の本棚から見つけた、本の中に含まれていました。

 

 

【ハーバード・ビジネス・レビューBEST10論文】

書名は、【ハーバード・ビジネス・レビューBEST10論文】。

世界の知識層に愛読されている有名なビジネス系雑誌ですが、その中から10論文を厳選したものの、日本語翻訳版です。

 

ピーターF.ドラッカー著の【自己探求の時代】

厳選10論文とありますが、主婦の私が興味をもったのは、その中の1つのみ。

 

それは、ピーターF.ドラッカー著の【自己探求の時代】という題名の論文でした。

 

ビジネス書は主婦生活に役立ちます!

実際に会社で働いているわけでもなく、ビジネスをしているわけでもありませんが、主婦は、家庭にまつわるあれこれを、マネジメントしているわけですから、ビジネス書の考え方は、実生活に役に立つこともあり、個人的には、好きです😊

 

かなり内容が 濃いため、自己探求をし続けている40代主婦の私の心に響いた3箇所のみを紹介していきたいと思います。

 

①【自己の強みは何か】

ドラッカーさん曰く、

 

・これからの時代は、普通の人たちも、自己をマネジメントできなければならない。自己の力を発揮していかなければならない。大きな貢献が可能な適所に自己を置かなければならない。

 

・自己の強みと信じているものは、 たいていが見当違いである。知っているのは、強みならざるものである。何事かを成し遂げるのは、強みゆえである。

 

・人類の歴史において、従来は必要とされなかったけれど、今日では、選択の自由があり、自己の適所がどこであるかを知るために、自己の強みを知ることが必要である。

 

40代主婦が考えたこと

・10年以上、専業主婦としての自分にもやもやした気持ちを抱えてきましたが、最近は、劣等感に向き合うことで、自己の強みが見えてきそうな気がしている、40代の今日この頃です。

 

具体的に私が持ち続けていた劣等感は、

・夫や友人のように、会社員として働いていない、積み上げてきたキャリアなし。

・会社員や在宅アルバイトの経験はあるものの、専門性などに一貫性がなく思え、1種類につき2-3年程度。

・専業主婦なのに、料理や家事や育児に長時間かけるのがストレスで 、時短ばかり考えてしまう自分。

・家庭第一でやってきた割には、子供に100%情熱や時間を捧げることができず、子供のためを思っての、情報取得のためのママ友交流を熱心に行うことも苦手💦

です。

 

しかし、発想を転換してみると、これらの劣等感が実は私の強みになるのでは、と思ってきました😊

 

・夫や友人より、家庭のマネジメントがわかる。家事力高い。マルチタスク得意。

・いろいろな職業や仕事の仕方を経験している。

・時短家事や料理に関する工夫はたくさんしてきた。

・家族が心地よく過ごせるように、健康的で美味しいものが食べれるよう、余力があるときには、時間をかけるところはかけて、自分なりに努力してきた。

・「つかず、離れず」のママ友交流が得意。

 

その中でも、劣等感の原因の1つである「主婦であること」が、実は私の強みなのでは、と思ってきました。

家事力がとびぬけているわけでも、素晴らしい料理を作れるわけでもないですが、私だって、それなりの、「スーパー主婦」になれるのでは?と思ってきている、今日この頃です💦

 

②【フィードバック分析】

ドラッカーさん曰く、

・自己の強みを知るには、フィードバック分析しかない。すなわち、なすべきことを決めたり、始めたりしたならば、具体的に書き留めておくのである。

 

・そして9か月後、1年後に、その期待と実際の結果を照らし合わせなければならない。

 

・このフィードバック分析を実行に移すのならば、2,3年という短期間に、自己の強みがなんであるかが明らかになる。

 

・自己の強みが明らかになる。自己の強みを発揮するうえで邪魔になっていることまで明らかになる。得意でないことも、まったく強みが発揮できないこと、不可能なことも、明らかになる。

 

40代主婦が考えたこと

・フィードバック分析をとりいれてみよう、と思います😊

 

・忘れっぽいので、1か月後、3か月後、6か月後、9か月後、1年後のカレンダーにフィードバック分析に関するリマインダーを入力するところから始めます。

 

・考えたこと、強みと思ったこと、行うべきこと、始める べきこと、目標、期限、継続して行えたこと、継続できなかったこと、などを振り返りたいです。

 

③【強みを生かすために何をすべきか】

ドラッカーさん曰く、

・行うべきことは、

 1.強みに集中すること。

 2.強みをさらに伸ばすこと。

 3.知的傲慢を知り、正す。

 4.自己の欠陥のうち、成果の妨げになっていることを改める。

 5.人への接し方を改める。

 6.できないことはしない。

 7.並以下の能力を向上させるために、無駄な時間を使わない。強みに集中する。

 

40代主婦が考えたこと 

 ・6と7の考え方は、新しい発見がありました。

 

 ・自分自身に関しても、参考になりますが、子供に接する際にも、大切な考え方ではないかな、と思いました。

 

 ・「できない」ことではなくて、「できること」「得意なこと」「できるようになったこと」に注目することで、子供の自尊心や自信を育むことができるのではないか、と思いました。

 

 ・話がそれますが、これまで出会ったアメリカの学校の先生たちは、教育や指導に対するプロ意識が非常に高い人が多く、「こどもの自信を育む」「いろいろな考え方を尊重する」ということに非常に秀でていると思います。日本の大人、特に子供に関わる人たちにも、見習ってほしいなー、と思う部分でもあります。

 

以上、3点を抜粋して、紹介させていただきました。

 

その他にも、

 ・仕事の仕方を自覚する(読み手か、聞き手か)。

 ・自己にとって価値あることは何か。

 ・所を得る。自己の適所を知る。

 ・なすべき貢献は何か(状況が何を求めているか、いかに最大の貢献ができるか、いかなる成果を具体的に上げるのか)

 ・第2の人生。

について、濃い内容が論じられています。

 

全文で24ページ程度のものなので、興味のある方は、読んでみてくださいね😊

 

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!

 

(参考商品)