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桑田真澄の息子たちに向けた言葉がすばらしい
先日、図書館でみつけた本「完本 桑田真澄」を読んだのですが、息子さんたちに向けた想いがすばらしかったので、紹介します。
(注:この本は、たまたま図書館で見つけたのですが、現在、市場では入手しにくいようです💦)
野球選手の桑田真澄さんは、40代以上であれば、とてもよく知っているのではないでしょうか。
わたしが小学生のときは、くわたくんやきよはらくん、とかいう4コマ漫画もあったので、なじみがあります。
若い方だったら、Mattのお父さん、っていうイメージなのかなあ。
桑田選手は、小柄で、寡黙で、いつも何かに耐えしのんでいるようなイメージでしたが、うるさいマスコミや周囲の大人の圧力などに屈することなく、いろいろな結果を出されてきたところ、すばらしいと思います。
桑田真澄の息子たちに向けた言葉
本の中でみつけた、桑田真澄さんが息子さんたちに向けた言葉がすばらしかったので、こちらで一部引用して、紹介させていただきます。
「2人の息子さんに伝えられたことがあるとしたら、どんなことだと思いますか?」という質問に答える形で、、、、
「それは、挑戦するということの喜びと厳しさでしょう。
(中略)
彼らはまだ本気で挑戦するという気持ちにはなれていないと思いますけど、結局、人間はひとりで生まれてひとりで死んでいくわけですから、自分自身をどれだけ信じられるか、自分自身を信じてどれだけ挑戦できるかということが一番、大事だと思うんです。
自分を一番、応援してくれるのは父親である僕でもなく、母親でもなく、家族でもなく、友達でも彼女でもない。
一番の応援者は、自分自身なんです。
グラウンドで自分に対して不安だったら、いいプレーができるはず、ないでしょ。
だから僕が彼らに伝えたいのは、自分の人生、自分のペースで自分らしく生きろよ、ということなんです。
絶対に人と比較しちゃダメです。
(中略)
人生というのは、右肩上がりに、どんどん上がっていかないといけないんです」
桑田さんには、2人の息子さんがいるようですが、タイプはまったく別。
ずっと野球をされてきた長男に対しては、「まず僕は、彼が野球をやっているということをありがたいと思っているんです。桑田の息子って言われるのは、僕も体験したことのないプレッシャーでしょ。だから僕はいつも、野球はいつ辞めてもいいんだからな、自分の人生だから好きなようにやれよ、と言うんです」と述べ、
次男のMattさんについては、「彼は、芸術家肌なんです。純粋で、感受性がすごく豊かなんです 」と述べています。
すばらしいお父さんです。
兄弟姉妹って、どうしても、比較してしまいがちです(よね?)。
それぞれは、すばらしい個性をもっているのに、(もっとよりよく!という親の欲が働いてしまって) 無駄に比較してしまうがために、そのすばらしい個性を見つけにくくしているのではないか、、、、?
なんて、ちょっと、自分の子育てを反省してしまいます。
桑田真澄のその他の名言
この本は、今までのインタビューをまとめた形で作られています。その他の名言も紹介します。
PL時代の場合もそうでしたけれど、僕の頭を一番大きく占めてきたのは、大きくもないし力もない自分が、いかにして大きい人に立ち向かっていくかなんです。これがいつも自分の原動力になってきたんです。
やっぱりスポーツの世界では大きい人が有利なんですよね。でもその現実の中で小さい自分が大きい人に勝てば、自分の体にハンディを持っている人でも僕を見て生きる力みたいなものを感じ取ってくれるんやないかなんて思います。それでもう僕は十分です。
ここぞというときには必ず、
真面目で性格のいい奴がいい結果を残す
人生、野球だけじゃないんです
若いときもベテランになってからも、
自分がやるべきことをやって、
やりたくないことはやらない。
それは変わらない。
カッコ悪くたっていいんですよ、
僕の人生、
自分が納得すればいいんだから。
まとめ
以上、完本桑田真澄、から、名言を紹介させていただきました。
2010年刊のかなり古い本なので、あんまり流通していないようですが、近所の図書館などで見つけることができたら、読んでみてくださいね~。
甲子園といえば、松坂大輔や田中将大の活躍が一番印象に残っている40代半ばのわたしですが(当時、関西在住だったので、甲子園に、けっこう見に行きました♪)
周囲の大人の事情などに翻弄されつつも、腐らなかった桑田真澄さんは、すばらしいと思います。
今年は、清原和博さんの息子さんの高校も、甲子園に出ていますね♪
野球をしているお子さんを、女手一つでサポートしてきた亜希さんの、バイタリティに脱帽です。
食事の管理や用意、早朝からの送迎サポート、泥だらけのユニフォームの洗濯など、ほんとうに大変だと思います。それを少年野球のころから、仕事をしつつ、ほぼ1人でやられてきたのだろうだから、ほんと、尊敬します。
って、完全に母目線ですが💦
いろいろな人の経験や考えをまとめて得ることができるので、やっぱり、本って、いいなあ、と思います👍
参考にしてください。