「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」を読んだ感想
「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」というのは、日本ではじめて「かたづけ士」となった小松易さんの本です。
初版2009年なので14年前の本です。
けっこう古い本です。たぶん10年くらい前に、一度読んだことがあるのですが、最近、再び読みました。
わたしは、片付けは好きなんですが、いつもリバウンドしてしまうのが悩みでしたが、
この本を読んで、実践したところ、
片づけから数週間たっても、リビングのまわりは、リバウンドすることなく、すっきりしています☆彡
読んで、試して、よかった~😊💛
というのが、この本を読んだ、わたしの感想です。
「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」の内容
「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」の本の内容をざっと紹介します。わたしの心に響いた部分だけなので、偏っていると思います。
全体の内容に興味あれば、ぜひ1冊、読んでみてくださいね😊
「片づけ」とはものごとに「かたをつけ」「リセット」すること
一番大切なのは、「とどめを刺す」こと。
その意味は、なにごともおろそかにせず、きっちり終わらせるということ。
以下、抜粋します。
片づけにおいて「とどめを刺す」というのは、毎日取り組む片づけを中途半端に終わらせない、ということです。
「整えるだけ」では、すぐにもとの状態に戻ってしまいます。正しい片づけをして、二度と散らからないようにしなければなりません。
片づけをやらないで新しいことが入ってこないことこそ「もったいない」!
「もったいない」は、片づけのできない人、捨てられない人の口ぐせです。
「もったいない」という人の思考は「持っていれば、いつか使うかもしれない。今手放すのが惜しいから、とりあえず置いておきたい」です。
「捨てる期限」もなければ「いつそれを使うのか」も決まっていません。これは、ただの「先送り」「後回し」です。私はこの「先送り」「後回し」こそが、最高に「もったいない」行動だと思います。
(中略)
「もったいない」という言葉はもともと、「その価値が活かされていない」という意味です。それが、いつの間にか、「もったいないから取っておく(活かさない)」という逆の意味になってしまっているのです。言葉の意味だけでも、あなたは間違って使っています。
もったいないからといって、いつまでも持っていると、新しいモノが入ってくるスペースをゼロにして、新しいモノやチャンス、運気を取り入れることができない状態になってしまいます。
「不要なものを持ち続ける」ことは、「新たなモノをいれられない」こととイコールです。これこそが「もったいない」ことではないでしょうか。
すごい、共感します!!!
一方で、
「べつにスペースはたくさんあるから、とっておけばいい」「捨てるのはいつでもできる」
という意見も聞きます。
もちろん、大切なものは、とっておけばいいと思いますし
堂々と、とっておくべきだと思います!
でも
不要なものを手放し
収納がスッカラカンになったとしたら
次にどんな変化が生まれるのか
次にどんな思考がうまれるのか
次にどんな未来が待っているのか
楽しみしかないな
と個人的には思います😊
誰でもできる!「片づけ」の基本動作 出す→分ける→減らす→しまう
出すときには、そのときに片づけにかけられる時間内で、「しまう」まで終えられる範囲のものを、「全部出す」とか、
分けて減らした後は、「はじめは場所を考えず、もとの場所にしまう」ということなど、
ちょっとした片づけのコツを紹介されています。
片づけ「後」につまずくあなたへ
「片づけリバウンド」を防ぐためにする対処法が2つ紹介されていました。
1つ目は、「自分のクセを意識する」こと、
2つ目は「クセを踏まえたうえで、しくみやルールをひとつ取り入れる」ことのようです。
自分の「無意識に散らかしてしまうクセ」を把握し、それに対処するしくみをとりいれる
のが大切なようです。
片づけの5つの落とし穴
せっかく片づいた部屋が散らかってしまう5つの落とし穴が紹介されていました。
【1つ目の落とし穴】置き場所が決まっていないものがある
【2つ目の落とし穴】収納がない(入り切らない)ものがある
【3つ目の落とし穴】捨てられないものがある
【4つ目の落とし穴】捨て方がわからないものがある
【5つ目の落とし穴】使っていないのに場所をとる家具や家電がある
例外をつくるな!ちょっとした乱れからすべてが崩れていく
たとえば、家に帰ってきて、何気なく手に持っているモノを「ぽん」と置く。その「何気ない動作」というのが、散らかるきっかけになります。
まさに、わたしの、リバウンドの原因です~💦ぽん、って置いてしまうんですよね💦
読みかけの資料とか、図書館で借りてきた本とか、子どもが持ち帰ったプリント類とか、子どもが製作途中の工作とか、できあがった作品とか、、、、、。
あと少し時間があったら完成しそうなんだけど、他にしなければいけないことがでてきて、中途半端な状態で、ちょいおき、みたいなことが、積みあがって、いきます。
「キレイ維持ルール」で片づけリバウンドを阻止せよ
片づけをできるだけ短くするためには、片づけを「しなくてもいい」しくみを構築し、そのしくみを「習慣」にすることです。
「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」を読んで実践したこと
以上の内容を読んだ後、「リバウンドしないしくみ」をつくろう、と思い立ちました。
具体的には、「いろんなものをキッチンカウンターにちょいおきしない」ことを目標にしました。
ということで、いつもキッチンカウンターにちょいおきしていたモノたちを洗い出し、それらのために、キッチンカウンター以外の「定位置を決める」ことを最優先事項にししました。
具体的には、以下の手順でお片づけしました😊
①リビングのシェルフの引き出しに突っ込んでいた末っ子の工作類を、撤去。
(半分以上は捨て、残りは、2階の廊下収納棚に一時保管スペースをつくりました)
※とりあえず、すぐに捨てれないものを突っ込んでいましたが、魔窟と化していました。3か月に一度くらい全だしして、より分けていたのですが、その作業も無駄だなあと感じたので、「とどめを刺し」ました。
②リビングに収納していたDVD→①であいたスペースに入るものだけ厳選して収納(ハリーポッター全巻、ジブリ名作、トイストーリー全巻など45本に厳選)。
お子が不要だといったDVD12本は、ハードオフで買い取り。アメリカで購入したリージョンフリーのDVDなので、値段はつかず、100円弱にしかなりませんでしたが、手放せてすっきり。夫のDVD30本くらいは、2階の夫スペースに移動。3年いちども見ていないので、そろそろ手放してもらいたいなあ、と思いつつ、期待はせず。
③DVDが入っていたリビング収納棚には、お子たち用に今つかっているテキスト類、図書館で借りている本、今わたしが読んでいる本、資料などの一時置き場にしました。
④いままで③のテキスト類を収納していたキッチンカウンタースペース(右はし)には、お子にとって「今」「最重要な書類だけ」、を保管しました。1号は短期留学関係、2号は受験関係、3号は、途中の宿題または塗りかけの塗り絵だけ。それ以外の2番目に重要だと位置付けた、書類やテキストなどは、③の収納場所で一時保管。
⑤いつも読みかけの資料をちょいおきしていたキッチンカウンタースペース(左はし)には、「絶対にものをおかない」というルールを導入。
①~⑤を実施した結果、いつも書類が積みあがっていて、ストレスだった場所(キッチンカウンターの左はし)には、以前セリアで購入したブロックメモ帳とボールペンなど数点だけになりました!!!すっきりです~😊💡
カウンターにちょい置きしたくなっても、書類は、意識的に、リビングの棚の中に立てかけるようにします。
お子がつくった折り紙や工作類も、翌日に持ち越す場合は、カウンターに置かずに、2階の一時置きボックスに収納します。
「ぜったいにカウンターにちょいおきしない」というルールを自分に課すだけで、リバウンドがなくなりました。
わたしは、基本的には、起きている時間帯は、このリビング&キッチンに生息しているので、いつも見る風景が、きれいですっきり整っているのは、心が穏やかになります。
「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」は、お片づけのモチベーションを上げてくれるだけでなく、何度も読み込むと、すごい深いことを書いてあり、学べます。
2023年10月現在、オリジナル版も、コミック版も、KindleUnlimitedでも読み放題対象になっていました。
人気本だったので、おそらく図書館でも借りれると思います。
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