こんにちは!
MinimalJmomです。
今回は、【リフレーミング】の考え方について、紹介させていただきます。
うちの子、大丈夫?
子育てに疲れた!
子どもが反抗期でしんどい!
夫/妻にイライラする!
家族からの干渉がしんどい!
そんな時に、役立つ考え方です。
ぜひ参考にしてみてください。
以下、目次です。
リフレーミングって何?
【リフレーミング】というのは、心理学の用語みたいですが、「ある事項を、今までとは別の視点で見直すこと」のようです。
ざっくりというと、発想の転換、でしょうか。
英語では、"reframing" と記載します。
どちらかというと、ポジティブ、前向きな方向に考え方を変換するという意味で、"positive reframes"という言い方をするようです。
【positive mindset (前向きな考え方)】というのは、アメリカの学校で習うようですが、リフレーミングの考え方も似ていますね。
"to see things differently" (物事の見方を変えること)
"to redefine a problem as a challenge" (問題を「チャレンジ」として定義しなおすこと)
という説明もされていました。
ここで、英語では、
problemは、自分の手にはおえないかもしれない問題、
challengeは、自分でどうにかできる問題、
っていう感じです。
challenge, challengingという単語を使った方が、希望が持てるので、こちらの単語を使う方が多いのかなあ、と、思います。
リフレーミングの例(単語レベル)
さて、実際に、ネガティブな物事の捉え方を、ポジティブな物事の捉え方に変換していきます😊
一部、具体的に列挙します。
「リフレーミング」「例」と検索すると、色々でてくると思います。
自分勝手⇒マイペース、自信がある
頑固⇒自分を持っている、意志が強い
負けず嫌い⇒向上心がある
人任せ⇒甘え上手
頼りない⇒心優しい
未熟⇒可能性がある
騒がしい⇒にぎやか
ふざけている⇒ユーモアがある
うるさい⇒元気いっぱい
おしゃべりだ⇒にぎやか、話上手
だらしない⇒マイペース、小さなことにはこだわらない
心配性⇒用心深い、慎重
引っ込み思案⇒控えめ
能天気⇒懐が大きい
行き当たりばったり⇒臨機応変に対応できる
投げやり⇒執着しない
しつこい⇒粘り強い
気性が激しい⇒情熱的
嫉妬深い⇒理想が高い
よく考えない⇒思い切りがよい
すぐパニックになる⇒真面目だ
すぐ泣く⇒感情表現が豊かだ
すぐ怒る⇒感情を隠さない
友達と遊ばない⇒一人の時間を充実させられる
言い訳ばかりする⇒論理的だ
などでしょうか。。。
他にもあるか、考えてみてください😊
リフレーミングの例(長文)
リフレーミングからは、ちょっと逸れるのですが、
コロナウイルスで休校になった際、アメリカの学校では、子供達の心理的なサポートなども重視されました。
その際、
"mindset shift during a pandemic" (パンデミック中の考え方の変換)
の例文を先生方からいただいたのですが、
リフレーミングと同様、
物事をポジティブにとらえるという意味で、非常に参考になりました。
ここで、一部、紹介したいと思います。
I will run out of items at home during self-isolation.
(意訳)自己隔離中に家から生活必需品/トイレットペーパーなどがなくなってしまいそう。
↓↓↓
I have prepared for this and I will use my items wisely. I have everything I NEED for now.
(意訳)準備はしてきたし、あるものを賢く使ってるから大丈夫。少なくとも今必要なものすべて揃っている。
Everything is shutting down, I'm panicking.
どの施設も閉鎖/シャットダウンしてるし、パニックだ。
The most important places, such as medical centers, pharmacies and grocery stores, remain open.
少なくとも医療機関や薬局やスーパーなどの重要な施設は、開いていて、機能している。
どうでしょうか。
ちょっとしたニュアンスの違いなのですが、
「ないもの」「できないこと」に焦点を当てるのではなくて、
「あるもの」「できること」に焦点を当てることで、
見方を変えることができるのかな、と思います。
考え方を変える練習には、ちょうどよいかな、と思ったので、上の例文を紹介させていただきました😊
参考にしてみてください。
リフレーミングの活用法
日本では、自分の子供達や家族のことを話すときは、
まわりの目を気にして、かなり「謙遜」して、話す方が多いと思うのですが、
子どもにしてみれば、ネガティブな感じで、「この子は負けず嫌いでねー。。。(だからちょっと困ってる/少しは素直になってほしい)」と、言われるよりは、
「頑張りやさんでえらいね」
「負けたくないから努力/練習してるんだね。努力できて偉いね」
と言われた方が、
純粋に嬉しいし、
長期的に見ても、心や行動にいい影響がでそうです💡
子どもにかけている言葉や、子どもについて話す言葉が、若干ネガティブだと思ったら、リフレーミングをしてみてください。
また、子供達や家族の行動や言動に不安やイライラが募っているときにも、
このリフレーミングを活用すると、
普段は当たり前と思って見過ごしていたけれど、その人の本当の良さを再認識することもでき、
関係や考え方を前向きにとらえなおすことができるかもしれません💡
まとめ
以上、リフレーミングについて、紹介させていただきました。
長所と短所は紙一重と言いますが、
ヒトの性質自体は変わりません。
捉え方によって、その人の性質が、長所となったり、短所と言われたり、すると思います。
短所というのを直す、というのも、1つの考え方だとは思いますが、
長所を思いっきり伸ばして、短所をカバーする、という考え方もあるようです。
今までイライラしていた家族の短所が、実は、その人の魅力と切り離すことができないものであったりもするかもしれません💡
ぜひ、リフレーミングの考え方を、参考にしてみてください。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!