こんにちは!
今回は、日本の小学校の、
入学前/転入/進級時に手書きの提出用書類が多すぎる件
について、アメリカと比べてみました。
日本は手書きの提出書類が多すぎる
一保護者の観点ですが、
今年の1月の小学校/幼稚園の編入時、4月の学年が変わるタイミング、就学前検診(現在)のときなど、
何度も何度も
同じ情報を手書きで書かされて、
時間、とられすぎです!!!
もっと、簡単に合理的にできないものか、と
ほんと、思います。
時間とられます。
そして、その処理をしないといけない学校の先生たちのジム仕事に対する時間も、
なんだか、時間がもったいないなー
なんて思ってしまいます。
市役所には、マイナンバーを始め、あらゆる情報が管理されていると思うのに、
引っ越し後、何度も、何度も、
市役所のいろいろな部署から、
同じような情報を手書きで提出するように求められました。
私が書類に手書きでかくために参照にしている情報は、市役所で管理されていたり、市役所で発行してもらった数字や情報や番号。
なんだか、ほんと、ストレスがたまります!!!
効率的にしてしまうと、
仕事がなくなってしまうのでしょうかw
それにしても、
もう少しやりようがあるのではないのか、
なんて。
日本へ本帰国後に、一番ストレスがたまっている部分です。
就学時健康診断に際して、手書きする必要のある書類【日本】
地域によって異なるとは思いますが、我が家の場合。
✅氏名等確認表
✅就学時健康診断票
✅健康調査票(コロナウイルス対策用)
を提出する必要があります。
氏名等確認表
氏名等確認表には、通知書番号、名前、生年月日、保護者名、住所、電話番号、通っている幼稚園、在籍兄姉の情報、該当小学校へ入学する予定があるか、食物アレルギー、海外在住経験についての質問があります。
e-mailを記入する欄がありません💦
市役所からこれらの情報が郵送で届いているので、名前、生年月日、住所、保護者名などは、明らかな気もするし、
これらのことは、グーグルフォームなどで、対応できるのでは、なんて思ってしまいました💦
就学時健康診断票
就学時健康診断票には、通知書番号、氏名、生年月日、保護者名、住所、電話番号、予防接種の情報、視力&聴力(なんと家で測定しますw)を記入する欄があります。
名前や住所や電話番号、書かせすぎ。。。
そしてここでもe-mailを聞かれないので、今後も、書面や電話でのやりとりになりそうです💦
一番ストレスなのは、
予防接種の情報を参照しながら、記入する項目です。
いちいち母子手帳を見て、✅します。
この作業、今年に入って、1号&2号の転入時(1月)、1号&2号の進級時(4月)に加えて、またまた同じ作業が発生。
これ、アメリカでは不要なステップなので、方法をもっと簡単にしてほしいです!!!
キンダーに入学する際に必要な書類と提出方法【アメリカ】
キンダーというのは、幼稚園の年長ですが、
アメリカの公立小学校は、年長~小5がひとくくりになっていることが多いと思います。
スクールシステムに入るという意味で、キンダーが、日本の小学校入学と同じような位置づけかな、なんて思います。
日本では、市立小学校というように、市が管理していますが、
アメリカでは、町内ごとに、管理されているようです。
ですので、転入や入学をする前には、町内のパプリックスクールに登録する必要があります。
町内には、複数の小学校があるので、住所によって、振り分けられます。
手順1:住んでいる町内のパプリックスクールのHPにアクセスする。
手順2:HP1ページ目の、New Student Registrationの項目をクリックする。
手順3:New Student Registrationのページには、登録に際しての説明文書や、✅リストや、Q&AなどのPDFがアップロードされてあるので、必要な項目に目を通します。
手順4:一番大事なのは、【その町内に住んでいること】ですので、それを証明する書類が必要です。だいたい2種類必要なようです。
例えば、以前住んでいた町内では、住所証明として、リストAから、賃貸契約書を、リストBから、電気水道インターネットの新規顧客契約書を、提出しました。(光熱費の領収書でもいいのですが、引っ越し直後は、そういうのがないので。。。)
(入学手続きする際に必要な書類の例)
❏ 2 Proofs of Residence in 【町内の名前】: One from List A AND one from List B
List A
❏ Deed
❏ Real Estate Tax Bill
❏ Water/ Sewage Bill
❏ Lease
❏ Notarized letter from the homeowner (if you are not on the Deed/ Lease. Letter
must be accompanied by a copy of the Deed/ Lease)
List B
❏ Utility Bill
❏ Confirmation of Service Notice/ Service Agreement/ New Customer Letter (for
those who recently moved and have not yet received a bill)
NOTE: Bank statements, phone bills, excise tax or income tax documents are
NOT accepted as Proof of Residence
手順5:あとは、出生証明書が必要です。以前住んでいた町では、キンダーに入る前の8/31までに、5歳になっている必要がありました。
アメリカ生まれであれば、アメリカ出生証明書、日本生まれであれば、パスポートがあればOKです。
家庭の方針で、5歳の子もいれば、6-7歳の子もいて、いろいろです。
一律ではありません。知人は、コロナ禍でしたので、キンダー入学を、1年遅らせていました。
(キンダー入学までに5歳になっていることを証明する書類の例)
❏ 1 Proof of Birth (student must be 5 years old on or before August 31st)
❏ Birth Certificate
❏ Passport
これは、必要な方は。家族関係は日本よりも多様だと思います。
❏ Proof of Guardianship
手順6:健康診断&予防接種記録
❏ Health and Immunization Records
これは、とても大切です!アメリカは、必要なワクチンが完了していないと、通学できません。
日本からの駐在員の方のお子さんで、ワクチンが完了しておらず、数か月、自宅待機という方もちらほら聞きました。
わが家は、渡航前に、トラベルファミリークリニックなどで、A型肝炎やB型肝炎など、アメリカで一般的に必要とされているワクチンを完了していたので、大丈夫でした。日本でも英文のワクチン証明をもらっておきましょう💡
アメリカに住んでいれば、毎年、誕生日の月くらいに、健康診断とワクチンを受けるので、その際に、一番新しい健康診断&予防接種記録をもらうことができます。
レターサイズの紙1枚です。
これを、使いまわします。
小児科も、かかりつけ医が決まっているので、その小児科には、ワクチン記録や病気記録がデータベース上で一元管理されています。
必要に応じて、小児科でワクチン記録などを出力してもらえますし、
自分で小児科のHPから自分のアカウントにログインして、ワクチン記録票をプリントアウトすることもできました。
手順7:必要な書類を用意したら、ウェブサイト上の
online application formの文字をクリックして、登録開始します。
必要な項目(名前、住所、電話番号、生年月日、緊急連絡先、母国語、文化的な質問、emailアドレス)などを記入し、住所証明する書類と健康診断&ワクチン記録票を、アップロードして、終了です💡
不備があれば、ジムの方から、連絡がきます。
ここで登録しておけば、その後は、必要な情報がemailで送られてきたり、郵送されてきたりします。
ほとんどのものが、emailで届きます。
もしPCを使える環境にない方などは、個別に相談&対応してくれるようです。
教育関係のオフィスや町内の図書館でも手続きできるようです。
慣れるまでは、ちょっと手間がかかりますが、
合理的だと思います。
そして、管理もしやすいのでは、と思います😊
ややこしいなー、と思われたかもしれません。
でも、一度、システム上で、情報を登録すれば、
これから1年間、同じ情報をいろいろな書類に手書きで書いて、提出する必要はありません。
システム上で、いつでも、学校の先生たちも、ジムの方も、スクールナース(養護の先生ぽい)も、情報を参照できます。
進級時には、この登録情報を更新して、新しい健康診断票とワクチン記録をアップロードすれば、オッケー🎵
1回の作業で済みます。
まとめ
以上、入学前/転入/進級時に手書きの提出用書類が多すぎる件について、アメリカと比べてみました。
住民登録をしていれば、
かならず、就学案内が届くという、
小学校で教育が受けられるという、
日本の教育システムの素晴らしさ、というのもあるのですが、
3号用の就学前の書類を記入しながら、
もう少し、時代に即したものにしてほしいなあ、
なんて思ったので、
紹介させていただきました。
長くなりましたが、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!!!