今朝、「モンベルがランドセル代わりのリュックを開発した」というmsnが配信している朝日新聞デジタルニュースを読みました。
個人的に、
とっても、すばらしい!!!!
と思ったので、その理由を3つ紹介します。
モンベルがランドセル代わりのリュックを開発
アウトドア用品大手のモンベルがランドセル代わりのリュックを開発したというニュースは、以下のようなものです。リンクも貼っておきます。
アウトドア用品大手のモンベル(大阪市)が、北アルプスのふもとの富山県立山町の依頼に応じ、通学用リュックサックを初めて開発した。これまで培ってきた技術や高機能素材が随所にいかされ、軽くて丈夫な製品に仕上がっている。来年度に町内6小学校に入学予定の新入生全員に無償配布されるが、町内で一般販売もされるという。
ランドセル代わりのリュック開発がすばらしい3つの理由
以下、モンベルのランドセル代わりのリュック開発がすばらしい理由3つを紹介します。
個人的には、ランドセルは存在しなくても、他で代用できるものだから、ランドセル以外の選択肢も増やすべし、と思っています。
近隣小学校の入学案内には、「ランドセル」とは明記されておらず、「安全のため両手をあけることのできる背負い式のカバン」と書いてありましたが。
まあ、低学年はほぼ100%ランドセルのようですね💦
理由1:ランドセル一律という文化は、不自然だから
ランドセル代わりのリュック開発がすばらしい1つめの理由は、ランドセル一律という文化は、不自然である、
ということです。
わがやの3号は、年中の最後らへんに、日本のふつうの幼稚園へ転入したのですが、その時から、幼稚園からは、「ランドセル展覧会」なるパンフレットをたくさん持ち帰ってきました。
ランドセルというと、小学生のシンボル、みたいな感じで、一大イベントにはなっていますが、
はたして、それは、ほんとーに、お子のためなのか?
と思います。
ランドセルの枠以内で、いろいろと細かいデザインを変えてみたり、色を選んでみたり、カスタマイズするのも、楽しそうですが、
しかし、ランドセルの枠内で、というように、「ランドセルの枠」があること自体、ちょっと不自然です。
ランドセルの中に入っているものは、
教科書類、筆箱、水筒、くらいです。
べつに、ランドセルじゃなくても、代用可能です。
ランドセル以外の選択肢もあってもいいのでは、と思います。
ランドセルぽい箱型カバンは、ドイツにもあるということを、以前知人から伺いましたが、
両手があけば、こだわらなくてもよいのではないかな~、
なんて、個人的には思います。
理由2:ランドセルは重いので、時代遅れの時代錯誤だから
ランドセルは、重いです。
一番軽量タイプのランドセル単体でも、950グラムくらいあるのではないでしょうか。
日本の子どもたちが、
1人で道路を歩いて、学校や習い事に通っている、
という事実でさえ、世界の標準からしたら衝撃的なのに、
小学校へ行くのに、さらに、1キロくらいのランドセルというカバンを背負って、
しかも、その中に、教科書類をけっこう入れて、総量数キロの荷物を背負って、
歩いている
しかも小柄な日本人の、それまた小柄な小学生たちが、けなげにランドセルを背負って、歩いているって、
けっこう衝撃的です。
わたしの子ども時代よりはよくなっているようで、
教科書類も、学校へ置いておいてよいものも増えました。
また、教育テクノロジー後発国の日本でも、今後は、教科書の電子化なども進むようです。
そうなれば、クロムブックやiPadさえあれば、さらに持ち運ぶ荷物は、軽くなる可能性もあります。
そんな時代になれば、さらに、カバンだけ重いって、異常だなあ、と思います。
理由3:ランドセルは小学生時代しか使えないのに高いから
ランドセルは、小学生時代しか使えないのに高いです。
一番安いタイプでも2万円くらいするし、カスタマイズしたり、注文してから作成してもらうようなブランド品など、高いものだと、5万円以上、8万円とかもするものもあるようです。
しかも、中古品やお下がりって、あんまり一般的でないような気もします。
7歳児が使うカバン、しかも最長6年しか使わないカバンに、5万円以上かけるって、冷静に考えれば、オカシイです。
展示会やパンフレットの費用、ランドセルセールスで働くスタッフのお給料、そんなものをすべて含めての、ランドセルの値段、ということを、認識してもいいのでは、と思います。
また、ランドセルは、結局は、不燃ゴミとなります。
ランドセルは、一般的には、「新品を使用する」ことがスタンダードなようなので(我が家の3号は、1号のお古がよい!ということで、お古を愛用していますがw)、
子どもの数だけ、ランドセルのゴミも、蓄積されていきます。
ランドセルは、結局は、6年後に、不燃ゴミとなるので、
けっこうすごい量のゴミとなります。
ランドセルという形態をとらず、アウトドア用リュックのスタイルだったら、小学校卒業後にも使えそうです。
ランドセルという従来の形のとらわれず、もう少し、素材やデザインの自由度を高めて、
もっと環境負荷の少ない素材、デザインで、代用できないものか、
新品じゃなくて、どんどんリユースするような仕組み、文化も育てばいいのに、
と心から思います。
そして、そのようなカバンの方が、これからの時代、受け入れられるのでは、と思います。
まとめ
日本で1年生になったら、ランドセル。
新品のランドセルを購入してもらう喜び。
そういうものを、家族や、おじいちゃんおばあちゃんから、買ってもらえるような方や、買ってもらってウレシイ!と思える方は、幸せです。
そういう方は、これからも、継続して、ランドセル70年の伝統を引き継いでいけばいいと思います。
ランドセル否定派の意見なんて、気にせずに、楽しみましょう💗
とはいえ、ランドセルは伝統、日本の70年の伝統、っていうけれど、なんの伝統?だれのための伝統?
とも思います。
ランドセルが主流じゃなくなると、ランドセル関係者は収入減で損だなあ、と思う方も増えるかもしれませんが、
ランドセルというシバリがなくなることで、選択肢も増え、
助かる人も増えると思います。
環境的にもよい気もします。
日本の常識は、世界の非常識🎵
当たり前にあることも、疑ってかかることも、必要なのでは、と思います😊
話を戻します。
モンベルさん、立山町の町長さん、GOOD JOBでした💛
朝から、明るいニュースを読むことができて、ヨカッタです。
ありがとうございました。
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