今回は、「楽譜の電子化をして得られた意外なメリット」を紹介します😊
楽譜を電子化する意外なメリット
楽譜を電子化する意外なメリットは、「ピアノを弾く機会が増える」です💡
先日、ピアノの楽譜を電子化しました。
子どものころは、毎日練習をしたり、ピアノを弾いたり、楽しんでいましたし、それなりのクラシック音楽も弾けていましたが…
ここ数年は、月1回ピアノをひらいて、弾ければいいかなあ、というレベルでした。
にもかかわらず、楽譜の電子化をした結果、ピアノを弾くハードルが下がり、ピアノを楽しむ時間が増えました。また、子どもたちも、ときどき、ピアノをひらいては、自己流に遊ぶようになりました。
これは、とても大きなメリットだと、個人的には思っています😊
以下、具体的に説明していきます。
電子化した楽譜
主に、以下の楽譜を、順に電子化しました。
①ピアノ名曲アルバムレベルA&B
まず、ピアノ名曲アルバム初級を電子化しました。大学生&院生のときに、趣味でピアノを習っていたのですが、そのときに購入したものです。ひととおりの名曲が掲載されていますが、弾いて楽しくなる&気持ちよくなるのは、数曲だったので、数曲を電子化して、あとは、サヨウナラしました。ちなみに、クラシック曲は、著作権が切れていることが多いので、アプリなどでも無料で入手できます。
②ディズニープリンセスの曲(ポップス)
アメリカで購入したディズニープリンセスの曲を集めた楽譜。中級レベルなので、簡単に弾けます。お子が英語の曲を歌うのが好きなので、ピアノ伴奏で、2人で楽しんだりしていました😊これは、けっこうな曲を電子化しました。
③ジブリの曲(ポップス)
数年前、一時帰国中に購入したジブリの曲。オーソドックスな曲の、弾きやすいアレンジです。子どもたちが好きな「トトロ」「ポニョ」を残し、個人的に好きなハウルの城の「人生のメリーゴーラウンド」、もののけ姫、魔女の宅急便の「海のみえる街」など、数曲を電子化しました。残りは、サヨウナラ。
④湯山昭の「お菓子の世界」
子どものときの発表会でも弾いた「お菓子の世界」の全曲集。ぜんぶ弾けたら楽しいかな、と思い、購入していましたが、結局、いつも選ぶのは数曲。なので、今すぐに弾けて楽しめる数曲だけ電子化して、あとは断捨離しました。
⑤パイレーツオブカリビアンの曲(ポップス)
パイレーツオブカリビアンの初級用のポップスピアノの楽譜です。お子の希望により購入しました。我が子たちは、数年ピアノを習いましたが、その他のものの方に興味があるようで、辞めてしましました。それでも、カッコいいパイレーツオブカリビアンの曲は弾いてみたいようで。なので、今後、家で練習して弾けるようにするため、He's a pirate.というカッコいい曲1曲だけ選び、電子化しました。その他は、サヨウナラ。
⑥ピアノ名曲アルバムレベルC&D
最初は残す予定だった、ピアノ名曲アルバムCとD(Dは写真なし)。中級~上級です。電子化を進めていくうちに、これらに対する未練もなくなってしまい、電子化することにしました。
とはいえ、アルバムCの曲は、ほぼ弾いていたお気に入りの曲たちで大量です。しかも、これらの名曲たちは、1曲あたりページ数も多く、電子化するのがとても手間。
ためしに「月の光」を電子化してみましたが、正直疲れました。
Piascoreなどのアプリを使用すれば、これらの曲は、すべて無料でダウンロードできることがわかったので、電子化も諦め、そのまま、手放すことにしました。どうしても弾きたい、練習したい曲が出てきたら、改めて、入手したいと思います😊
電子化した楽譜と紙版の楽譜の比較
アプリ版の楽譜(左)と、紙版の楽譜(右)の比較です。
紙版の方が大きいので、見やすいといえば見やすいです。
iPadプロだと、画面サイズが大きいので、楽譜を見るのにはちょうど良いようですが、わたしは、お子のお古のiPadエアーを使用しているので、ちょっと小さめです。
また、アプリ版だと、楽譜の種類も何種類かあるようです。見やすさという点では、全音楽譜などの紙の楽譜が見慣れているので、使いやすい気もします。
とはいえ、月に数回しか弾いていないレベルなので、十分かな~と思っています。
電子化しなかった楽譜
電子化しなかった楽譜は、
✅子どもたちが使用していた楽譜3冊
✅子どもたちが使用するかもしれない楽譜2冊
✅私用の楽譜2冊
です。
具体的に、写真をのせます。
1号は、アメリカでポーランド人の先生にピアノを2年ほどならっていました。スズキメソッドの楽譜で自由なスタイルで教えてくれました。シカゴショパンアカデミーの仕事もされている男の先生でしたが、1号が和音を間違えても、「いい響きだね。こんな響きもあるけどどう?」なんていってくれるような、日本人の私からしたら、目からうろこの、アーティスティックなレッスンでした。(とはいえ、あんまり練習しなかったのと、ピアノの優先順位がひくかったのと、レッスンは厳しめでなかったので、上達しませんでしたが💦)
2号は、友人が通っていたアメリカ人の先生に1年ちょっとならっていました。ピアノよりも、おしゃべりを楽しむ方がメインな感じで、やっぱり、あんまり上達はしませんでしたが💦コロナ禍で、オンラインレッスンに切り替わったところで、「対面でのコミュニケーション」を楽しみにしていたお子は、魅力&楽しさを感じなくなってしまい、辞めてしまいました💦
日本の定番、バイエル2種です。いずれ、お子が「ピアノ習いたい」といったときのために、いちおうとってあります。
こちらは、わたしがずっと使用していたハノンの楽譜と、アメリカの教会の牧師さんにいただいた「THE HYMNAL」です。教会ESLの最後に、バイブルスタディと、皆で賛美歌?を歌っていたのですが、ときどきピアノの伴奏を頼まれていたので、そのお礼だそうです💛
これらは、電子化せずに、保管します。
楽譜の電子化の手順
楽譜の電子化の手順です。
①まず、以下のものを用意します。
✅電子化する楽譜
✅カメラ機能のあるスマホ
✅スマホにCamscannerアプリをインストールしておく
✅スマホに「グーグルドライブ」のアプリをインストールしておく
✅「グーグルドライブ」の中に「楽譜」というフォルダを作っておく
※iPadで撮影してもよいのですが、わたしのiPadはとても古い型で動作が遅く、時間がかかってストレスだったので、スマホで撮影しました。
②1曲えらび、「Camscanner」で撮影する。
③撮影後、ファイル名を変更する(例えば、ベートーベン「エリーゼのために」)
④撮影したファイルをPDFで、グーグルドライブの「楽譜」フォルダに保存する
※グーグルドライブの「楽譜」フォルダのサブファイルとして、「クラシック」「ポップス」などとカテゴリー分けしました。
これで、電子化は終了です。
電子化した楽譜を使用する手順
電子楽譜を利用するときは、iPadなどのタブレットでグーグルドライブのファイルを開いて、そのまま利用します。
あるいは、「Piascore」アプリからグーグルドライブのファイルを読み込むと表示できます。
アプリから開いた方が、書き込みなどもできて便利なようですが、私は、閲覧専門なので、グーグルドライブからPDFファイルを表示させているだけです。
ちなみに、プロミュージシャンの知人には、「Flowkey」というアプリをおすすめされました💡
楽譜の電子化のその他のメリット
以上、楽譜の電子化のメリットと、手順や利用方法を紹介させていただきました。
電子化のおかげで、楽譜を8冊手放すことができました😊
楽譜って、けっこう重いです。そして、かさばります。
電子化すれば、iPadさえあれば、それを楽譜台において、楽譜ファイルをひらけばいいだけなので、
「ピアノを弾く」という行為の、ハードルが下がります。
また、ページをめくるのも、スワイプ1つで済むので、ストレス減でした。
その結果、ピアノを弾く機会が、格段に増えました😊
ピアノはほとんど弾かないし、かさばって家族が嫌がるから、手放した方がいいかな、、、、
なんて、思っていましたが、
ピアノをちょっと弾くと、とても楽しい気分になって、スカっとするので、
やっぱり、必要な気もします。
生活をシンプルにして、時間を生み出し、ピアノを弾く時間も増やしていきたいな、と思いました😊