こんにちは!
今回は、
アメリカの学校の先生に比べて、
日本の学校の先生は、大変だなあ、と思う、
個人的な感想を紹介したいと思います。
やめていく日本の先生たち
昨年末に本帰国してから、
7か月。
7か月の間に、
体調不良や精神的不調により、退職されたり、休職されたりする、先生が、
すでに4人。
びっくりしています。。。
もちろん、体調第一だし、いろいろな個人的な事情があると思うので、
仕方がないことなのです。
でも、
教育や保育に夢や希望や目標を見出し、
子供たちのためを思って、
保育士や小学校の教諭になろうと、
志し、
がんばって、
努力し、実現してきた、
そんな人材を、
いろいろなしがらみの中、
疲弊させ、
失っていくのは、
その本人にとっても、
子供たちにとっても、
とってももったいないなあ、
と思ってしまいます。
学習の機会を奪われる子供たち
担任の先生が、急にいなくなると、
子供たちは、学習の機会を失われてしまいます。
自習という名の、放置。
学級崩壊ではないけれど、教育崩壊???
サポートの先生は、可能な限り、入られて、
学校も、がんばって、いろいろと、代替案を考えたりしてくれていますが、
なにせ、
日本の公立学校は、
決まりごとが多い
みたいで、
いろいろと制約もあり、
思うようには、進まないようです。
できることはありそうなのに
希望する保護者がボランティアに入るとか、
近所の塾の講師などを、順繰りでアルバイトで雇うとか、
NHK for schoolなどの学習ビデオを見せるとか、
オンライン授業を導入するとか、
子どもの学びをとめないということを目的にすれば、
いくらでも
アイディアがでてきそうなものですが。
とりあえず、自習。
とりあえず、漢字のプリント。
自習って、
アメリカではなかったような???
そんなことしたら、アメリカン人の保護者、むっちゃ怒りそう💦
アメリカの先生たちは、ちょっと余裕がありそう
アメリカの先生は、ダンキンドーナツのコーヒー片手に登校し、
ランチタイムとその後の休憩時間は、先生方は、リラックス。
その時間は、
ランチルーム担当の先生と保護者ランチボランティア
が、子供たちをみます。
自分のランチを食べたら、同僚の先生とお喋りしたり、保護者向けにemailを送ったり。
そして、午後2時半に授業が終わると、自分の子どもがまだ小さい先生などは、急いで帰宅したりしていました。(おそらく在宅ワークをするのだと思います)
部外者なので、
細かいルールなどは、
全くわかりません。
でも、
一保護者目線でも、
アメリカの先生方の方が、余裕がありそうです。
そして、先生方には、「子どもに勉強を教える」ことの、プロフェッショナルというプライドがあり、
プライドだけでなく、技術(ツール)もあり、
それに集中でき、実現できる環境があります。
(もちろん、個人差はあります)
サポートの先生方も多いし、
雑用は少なさそうだし。
一方、
日本の先生方は、
登校してから、下校するまで、ずっと、「先生」でいなければいけないので、
大変だと思います。
1人あたりの生徒数も多いし、
サポートの先生もつかないようだし、
保護者ボランティアも受け入れないようだし。
そして、
emailでの保護者対応はなくても、
電話やお手紙での対応、大変そうです。
想像ですが、
先生同士の会議や講習会も、多そうです。
書類仕事も、多そうです。
フレキシビリティもなさそうで、大変そうです。
これだけ、先生方を疲弊させているのは、
もう、これは、学校のシステム自体が機能していないのではないか?
無駄なルールや固定概念が多すぎるのでは?
なんて、思います。
先生たちの内情は分かりませんが、
でも、
一保護者としては、
子どもたちに
すでに
しわ寄せがきているような
気がしてなりません。
家でできることは、サポートしていきたいのですが、
せっかく
学校があるのに
ワークしていないなんて、
と、
ちょっとショックを受けたので、
紹介させていただきました。
まとめ
アメリカのバイデン大統領が、某システムについて、
「failed system」(失敗したシステム)
と述べていたように、
機能が時代に合っていないのなら、
ワークしていないのなら、
それをとっぱらってしまえばいいのに。
また、
保護者は、無反応だったり、学校や先生を批判するだけではなく、
自分たちでできることはないのか、
子どもをサポートするチームの一員として、
主体的に・ポジティブに
考えていかなければいけないな、
なんて、
思いました。
がんばる先生たちのために、
未来をになう子どもたちのために、
教育崩壊だけは、避けてほしいな、と思ったので、
一保護者目線で、
個人的な感想を
述べさせていただきました。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!