日本とアメリカの公立小学校のPTA(PTO)の違いに愕然としてしまいます。
先生のメールが非公開
まず、問題なのが、先生方のemailアドレスが、保護者に非公開なこと。
(これは、公立小学校の話です。1号の学校は、先生とemailで気軽にコミュニケーションがとれます)
アメリカだと、ウィークリーレターが担任の先生方から送られてきました。
困ったことは、夜のうちに、先生にメールしておくと、翌日には、返事か電話があり、解決策を話し合えます。テキストベースの方が、英語の聞き取りに自信のない、わたしのような、外国人の保護者にも、助かります。
日本でアドレス非公開なのは、無駄に、保護者の方とのトラブルを避けるためだとは思うのですが、いちいち、学校代表電話や連絡帳での手書きの連絡をするのって、余計に、仕事を増やしているし、スピード感も落ちると思います。
相手の時間を奪わない、隙間時間でできるように、っていう、思考、欲しいです~。
学校からの配布物がいまだに紙
学校からの配布物はもちろん、
PTAからくる連絡物も印刷されたものが多いです。
地元の小学校は、PTAのウェブサイトを持っていないし、連絡は、紙オンリーです。
オンラインで印刷室などの施設予約もできないので、いちいち、学校へ出向く必要があります。
定例会という名のもとの、ただ、なんとなく過ぎていく時間だけのために、有給をとったり、仕事や他の用事をやりくりして、出ていくことの負担感も多いようです。
委員会などの、役員も、任意という名の強制のものが多く、委員のしばりも、多いですし、雑用も多い感じもします。。。
アメリカの小学校のPTO
アメリカで通っていた小学校のPTOを参考に振り返ってみました。
PTOは、代表2名、会計1名、監査1名、副代表(エンチッチメント系)2名、副代表(ファンドレイジング/資金調達系)2名、イベント代表1名、コミュニケーション代表1名の合計10人です。
イベントごとのスタッフ手伝いなどは、各イベントごとに、メール配信によって、サインアップジーニアスで、募ります。
10人にかかる負担はありますが、【できる人がやればいい】という感じでしょうか。もちろん、バリバリ働かれているお母さん、お父さんも多いです。
イベントも、ハロウィンナイトや、先生に感謝する週間や、ムービーナイトや、マジックショーなど、子どもが楽しむイベントか、保護者と学校との懸け橋になるものがメイン。
委員などの定例会などは、その都度、なので、【学級委員の毎月の定例会】などというものはナシ。
月1回、PTAの集まりは行われていますが、委員向けじゃないくて、全体向け。
月1回、学校送迎の時間(8時過ぎから30分程度)、コーヒーを飲みながら、学校やPTAの先生の直近の話を聞いたり、テーマを絞って、おしゃべりしたり、という感じのようです(最初の方しか参加していませんが、参加者は、そこまで多くない印象です)。
ちなみに、学級委員は、学校系の仕事メイン(担任の先生との懸け橋)なので、学級委員だからって、皆で、一斉に集まったり、情報共有したりは、しません。
学級委員の仕事は、先生から頼まれたことを、皆に手伝いを募ったり、クリスマスや学年末に先生へカードや花束をプレゼントするのにお金を募ったり、その程度だった記憶があります。
アメリカのPTOの資金調達
ベルマーク活動に似たものは、BOX TOPというものがありますが、アプリで簡単に使用できるようです。
資金調達としては、
✅アマゾンスマイルプログラム(PTOを通してアマゾンを購入すると数%がPTO収入になる)
✅寄付
✅PTOTシャツの販売(利益がPTO収入になる)
✅地元の店と提携(地元の店で買い物したら、数%をPTO収入になる)
とか、ありました。
アメリカの人は、資金調達が上手。
地元の高校の女子ホッケーチームは、活動費を稼ぐために、【CARWASH】のプラカードを掲げ、1台5$で、車を洗って、資金調達していましたw
地元の人も、5$で車は洗ってもらえるし、子どもたちも喜ぶし、手助けにもなるし、で、
楽しんでいました~。
まとめ
つらつらと、書かせていただきましたが、
もう、なんか、いろいろと、まわりにお伺いたてないといけないし、
マジョリティに合わせるのでないし、
「ザ 出る杭は打たれる」もあるのかもしれないし💦
大変だなー
と思ってます。
もっと合理的に、主体的に、オンライン化も取り入れれば、
よいのですが、
日本ならではの、問題も、多いのかなあ~。
本帰国後の、学校の様子から、そんなことを思っています💦
ラインワークスを取り入れて、オンライン化に成功している事例もあるようなので、
地元の学校も、いい方向に変わればいいなあ、と思い、
ちょくちょく意見はいったりもしているのですが。。。💦
どうしても時間をつくることが難しい人もいると思うけれど
時間に融通きけば
ちょっとの労力で、自分の子どものためにもなる、
と思えるならば、
ボランティアでも、子どもや学校のために手伝おうという方も
いるのでは
なんて思っているのですが。
甘いでしょうか。。。。????
そんな感じです💦
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!