こんにちは!
今回は、アメリカ渡航前後に受けたワクチンについて、紹介します。
2021年12月時点では、他国からアメリカに入国する際には、18歳以上の成人は、コロナウイルスワクチン接種が必須のようですね💡
わが家が渡航したのは、2013年なので、情報が変わっているところもあると思いますが、大まかには同じだと思いますので、参考にしてください。
- ワクチンの定期接種項目は、国によって違う
- 日本で打つけれど、アメリカでは打たないワクチン
- 日本では打たないけれど、アメリカでは必須のワクチン
- アメリカでは生後直後からワクチン接種スタート
- CDCのスケジュールをチェックしておきましょう
- ワクチンに関係する英単語のリスト
- まとめ
ワクチンの定期接種項目は、国によって違う
よくよく考えると、当たり前なのですが、推奨されるワクチン、必須のワクチンは、国によって違います。
入国制限にかかわる部分だけでなく、渡航後に、アメリカの現地校に通う予定のある場合は、必須ワクチンがきちんと接種されていないと、ワクチン接種が完了するまで、通えません。2-3か月自宅待機、ということも起こりえますので、要チェックです!!
最近は、突然入国制限の内容が変わったりするので、要注意ですね💦
【2021年12月最新】新型コロナウイルス アメリカ入国制限と対象国の最新情報 - ESTA Online Center (esta-center.com)
日本で打つけれど、アメリカでは打たないワクチン
BCGと日本脳炎は、日本で打つけれど、アメリカでは不要のワクチンです。
例えば、結核を予防するBCGワクチンは、日本の赤ちゃんだと必須ですが、アメリカだと不要です。(うちの3号は、本帰国後5歳でBCGを打ちました💦)
日本脳炎もありません。(うちの2号と3号は、本帰国後から、接種しています)
BCGを打っているせいで、アメリカの幼稚園入園前に、TBテスト(ツベルクリン検査)をする場合に、陽性になる場合、担当医師に説明をして、理解を得る必要がある場合があります。理解のない場合、結核薬を飲むはめになった、などという話を聞いたこともあります💦
わが家は、渡米直後は、日本クリニックという、日本人医師がいる病院で、イリノイ州のフォーマットに合わせた英文ワクチン記録を作り直してもらったので、TBテストについても、困ることは起こりませんでした。
日本では打たないけれど、アメリカでは必須のワクチン
日本では必須ではないけれど、アメリカでは必須のワクチンは、
✅A型肝炎
✅MMR
✅DTap
✅HPV(11歳以上)
✅髄膜球菌(17歳)
があるのかなあ、と思います。
現在では、B型肝炎ワクチンは、日本でも必須ワクチンのようですが、私や子どもたちは受けたことがなかったので、渡航前に受けました。
また、1号のときは、ヒブや肺炎球菌などは、自費接種でしたが、きちんと受けていたので、渡航前に慌ててヒブを受ける必要などはありませんでした(2号の時は、日本でもヒブは定期接種になっていたと思います)
わが家は、A型肝炎とB型肝炎の初回分のワクチンを、アメリカ渡航前の数か月前から、日本のトラベルクリニックで接種しました。
日本では、MRとおたふくを受けていたので、それを1回分と考えて、MMRは、初回接種はうけなくてOKでした。アメリカでの追加接種は、MMRを受けました(そもそもMRは扱っていない)。
たしかDTapも受けたと思います。
コロナウイルスワクチンと違って、入国制限には関わらないワクチンなので、アメリカ渡航後に受けても問題ないと思いますが、アメリカの現地校にスムーズに転入したい場合は、必須だと思います。
A型肝炎の追加接種は、アメリカに渡航後に受けたと思います。
アメリカでは同時接種が基本だとはいえ、ワクチンの接種間隔などで、思いのほか、けっこう時間がかかると思います。要チェックだと思います💡
アメリカでは生後直後からワクチン接種スタート
アメリカでは、生後直後のB型肝炎ウイルスワクチンから、ワクチン接種がスタートします。
その後、生後2か月目には、B型肝炎ウイルス2回目、ロタウイルス、DTaP(ジフテリア、破傷風、百日咳混合)、ヒブ(Hib)、肺炎球菌(Pneumococcal Conjugate)、不活性ポリオ、のワクチンを受けます。
かなり多いのですが、同時接種が基本なのと、生後2ヶ月検診は、自分のかかりつけの小児科クリニックに通うので、そこで、計測と同時に、ワクチンを受けるため、親の負担感は少ないです。
かかりつけ小児科のパソコン上でワクチン記録も健康記録も成長記録もデータ管理されていました。親が母子手帳に記入して、我が子のワクチン状況を把握する必要もないので、楽でした。
引っ越しの際は、そのデータをまとめてくれるし、毎年、現地校に提出する必要のあるワクチン記録一覧も、電話一本で作成してくれたので、楽でした😊
(ただし、本帰国後のことを考えて、アメリカで接種したワクチンは、日本の母子手帳に記入しておきました。3号はアメリカ生まれなので、日本で市販されている日英表記の母子手帳を購入して、ワクチン記録を記入しておきました。本帰国後は、パソコン上データで把握してくれず、母子手帳で親がワクチン状況を管理しないといけないので、めんどうくさいけれど、しておいてよかったことの1つです。。。)
CDCのスケジュールをチェックしておきましょう
子連れでアメリカ駐在に行く場合は、アメリカと日本でのワクチンの違いや、接種スケジュールについて、知っておいたほうがいいと思います。
CDCに最新の情報が出ています。
Birth-18 Years Immunization Schedule | CDC
かかりつけ小児科に言われたとおりにすれば、基本問題はないですが、子どもの体にかかわることなので、親も理解しておいた方がいいと思います。
ワクチンに関係する英単語のリスト
CDCのワクチンスケジュールに乗っている、一般的なワクチンに関係する英単語をリストアップしておきます。
Hepatitis B:B型肝炎
Rotavirus:ロタウイルス
Diphtheria, tetanus, acellular pertussis(DAaP):ジフテリア、破傷風、非細胞性百日咳
Haemophilus influenzae type b:ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(ヒブ)
Pneumococcal conjugate:肺炎球菌
Inactivated poliovirus:不活性化ポリオウイルス
Measles, mumps, rubella:はしか、おたふく、風疹
Varicella:水痘
Hepatitis A :A型肝炎
Human papillomavirus:ヒトパピローマウイルス
Meningococcal B :B群髄膜球菌
Pneumococcal polysaccharide:肺炎球菌多糖体
アメリカでは、TDapとか、妊婦必須のワクチンとかあるので、要チェックです💡
日本では、MRとおたふくを2種接種しますが、アメリカだとMMR一本でOKです。
(日本へ帰国後、おたふくワクチンの供給不足でなかなか接種予約できず、なぜ日本はMMRにしないのだ、とイライラしてしまいました💦)
破傷風などは、成人後も、10年に一度は追加接種が必要です。
アメリカでは大学生は髄膜球菌のワクチンは、必須だから、覚えておいてね!と、アメリカの小児科の先生に言われました。留学する場合などは、要チェックです。
参考にしてください。
まとめ
以上、アメリカ渡航前に受けたワクチンについて、紹介させていただきました。
アメリカ渡航後に、スムーズに、子どもを現地校に通わせたい場合などは、予め日本のトラベルクリニックなどで、A型肝炎ワクチンやB型肝炎ワクチンを受けておいてもよいかもしれません。
参考にしてください。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!!!