今回は、小学生や英語学習ビギナーにおすすめの英語の絵本を紹介します。
わたしは、自分の子どもたち3人が、それぞれ、(生まれる前~5歳)(1歳~9歳)(4歳~12歳)のときに、アメリカに住んでいたので、その年齢におすすめの絵本や本などに触れる機会が多かったです。
その中から、日本の公立図書館や小学校の図書館や英語教室に入荷してもらっても、楽しめるだろうなあ、と思う、初心者向き、親子でも楽しめる、カラフルで簡単で役立つ英単語満載の絵本を紹介します。(図書館に置いてある英語の本て、誰が選んでいるのだろう、というような暗くて古い絵本も多いです💦)
- 小学生におすすめの英語の絵本①
- ①Eric Carle,The very hungry caterpillar
- ②Eric Carle, Polar bear, Polar bear, what do you hear?
- ③Eric Carle, From Head to Toe
- ④Eric Carle, My first Peek a Boo Animals?
- ⑤Eric Carle, Eric Carle's Book of Many Things
- まとめ
小学生におすすめの英語の絵本①
小学生や英語学習ビギナーにおすすめの英語の絵本として、一番、おすすめなのは、「はらぺこあおむし」で有名な、エリックカール(Eric Carle)の絵本です😊
色もカラフルだし、短くて簡単な英語で書かれています。
教科書に出てくるような英単語よりも、日常語寄りなので、英会話などでも役立つ表現や単語も満載なのでは?と個人的には思います。
以下、代表的な本を5冊、紹介します。
①Eric Carle,The very hungry caterpillar
エリック・カールの「はらぺこあおむし」の英語オリジナル版です。
アメリカでは、子どもたちが保育園~小学校のとき、絵本を読みに行くというボランティアやおたのしみ日(自分の子どもの誕生日には、親が教室を訪問して、絵本を読んだり、お楽しみをしたり、ということも一般的だったようです💡)が何回もありました。
わたしは、自分の発音(ジャパニーズ)に自信がなかったので、できるだけ、短い、そして、日本にゆかりのあるトピックなどを選んでは、読んでいましたが。。。
このハングリーキャタピラーも、短い本で、何回か、読みました。
このハングリーキャタピラーを英語で読んだあと(短いのであっという間です)、
日本語版「はらぺこあおむし」の絵本もクラスに持って行って、日本語でも読み聞かせしました。
先生も、子どもたちも、日本語のリズムや発音などに、興味深々でした💡
キャンディーが、ロリポップって言うんだなあ、とか
曜日が英語で出てくるし、
あおむしは、食べ物に入り込んで、穴をあける感じで食べてるから、「eat through」って感じで、throughがつくんだなあ、とか、英語の感覚的なものに親しむことができるかなあ、
と個人的には思っています。
②Eric Carle, Polar bear, Polar bear, what do you hear?
Polar bear, Polar bear, what do you hear?もおすすめです😊
しろくまくん(北極くま、Polar bear)から始まって、
ライオン(lion)、カバ(hippopotamus)、フラミンゴ(flamingo)、シマウマ(zebra)、大蛇(boa constrictor)、ゾウ(elephant)、ヒョウ(leopard)、クジャク(peocock)、セイウチ(walrus)など、、、、いろいろな動物が出てきて、楽しいです。
それぞれの動物の鳴き声に対応する動詞(ライオンだとroarとか)も、表現豊富で、一般的な日本人が知らない表現も多いと思います。
カラフルで素敵なイラストも、特別感があります。
Polar Bear, Polar Bear, What do you hear | Animated Book | Read aloud - YouTube
③Eric Carle, From Head to Toe
From Head to Toeもおすすめです。
こちらは、体の部位を表す英単語にも親しむことができます。
From Head to Toe
頭の先から、つま先まで、、、、
絵本の中には、
head, neck, shoulders, arms, hands, chest, back, hips, knees, legs, foot, toeなどが出てきます。
ぜんぶわかりますか?
そして、様々な動物も出てきます。
体の部位を覚えるのは、日本語でも難しいですが、生活に役立ちます。
同様に、海外で、けがをしたり、病気になったり、病院にかかったりすると、体の部位の英単語は知っておいたほうが、説明しやすいので、非常に役に立ちます。
英語-スペイン語、英語-日本語などの、バイリンガル絵本もあるようです💡
ぜひ、読んでみてください💗
④Eric Carle, My first Peek a Boo Animals?
My first Peek a Boo Animals?は、
動物の説明を一通りした後、
だれだと思う?
Peek a Boo!!! (いないいないばあ!!!)
というフレーズの後、
正解の動物が出てくる、なぞなぞ絵本です。
英語を母語として日常的に使用している子どもなら、幼児でも楽しめる(読めなくても聴いてわかるので)のですが、
英語が第2言語だと、ちょっと、説明部分の一文が長くて、なじみのない単語も多くて、難しい気もします。
小学生~中学生、英語学習ビギナーの大人でも、楽しめるかな?勉強になるかな?
と思える絵本です。
⑤Eric Carle, Eric Carle's Book of Many Things
Eric Carle's Book of Many Thingsは、えいご事典系の本です。
絵がかわいいし、盛りだくさんなので、お得感があります。
パラパラとページをめくって、楽しんでもいいし、
少しずつ、読み聞かせをしつつ、英単語に触れるのも楽しそうです。
充実感があるので、図書館や英語教室に1冊、またはプレゼントにもよいかもしれません。
まとめ
以上、小学生や、英語学習の初心者におすすめの英語の絵本として、エリックカールの絵本を5冊紹介させていただいました。
図書館に並んでいる英語の本を、見ることも多いのですが、
なぜにこの本????
というような、古い本、暗い本、字ばっかりの本、、、ばかりだったので、
エリックカール本をおすすめさせていただきました。
エリックカールの絵心パワーで、図書室や本棚の英語コーナーを明るく楽しくしませんか?
カラフルな絵本は、絵を見ているだけでも楽しいし、インテリアにもなりますがw
簡単だけれど、英語独特の言い回しや日常でよくつかう英単語がまんさいなので、読みごたえもあり、
英語ビギナーや小学生にも、
日本の受験科目として英語を学習してきた「科目としての英語はけっこう得意だった(けれど英語は喋れないんだよなー)」と思われている保護者にとっても、おすすめです。
参考にしてください。
また、エリックカールの博物館(Eric Carle Museum of Picture Book Art)は、マサチューセッツ州にあるようです。
わが家は訪問する機会はありませんでしたが、アメリカ滞在中のみなさまは、機会があれば、チェックしてみてください。