先日、ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」という本を読みました。
ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」を読んだ感想
ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」という本には、幸せなオリジナルの人生を歩むために必須の力である、「正解のない問題」に答えをだせる4つのステップが紹介されています。
ちきりんさんの「現代を生き抜くための根幹力」を解説している、4冊本のシリーズの最終版です。
ちなみに、その4冊は、
✅自分のアタマで考えよう
✅マーケット感覚を身につけよう
✅自分の時間を取り戻そう
✅自分の意見で生きていこう
です。
すべて読みましたが、いままで漠然と感覚的にわかっていたことが、きちんと言語化されていて、ほんとうに、すっと理解&再確認することができる内容となっていました。
人生で出会う問題、自分が解決しなければならない問題って、正解はないのに、さも正解があるかのような錯覚に陥ってしまう、そのように思わされてしまう、ということ、特に、日本社会では、多いです。
日本のテストって、子どもの頃から、(他にも正解はあるのに)「ただ1つの正解」を導かせる問題やスタイルが多いです。また、「まわりを思いやる」という意味をはき違えているのか、自分の考えを明言することを避ける傾向にあります。
(子どもの頃から)なんだかモヤモヤする日本での生活の原因は、ここにあったのか!!!
と思わせてくれた本でした。
わたしは、世間的には、なんの変哲もない一個人で、キャリアも資格もありません。でも、要所要所で、自分が一番大切にしたいことを優先して、生きてきたので、やっぱり後悔ないし、けっこうなオリジナルな人生を歩めているのだなあ、ということも、再確認できました。
そういう意味で、とても読む価値のある本でした。
ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」から学んだこと
以下、ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」から学んだことから、ほんの一部を紹介します。
すべての人が知っておくべきこと
すべての人が知っておくべきことは、
「正解のある問題」と「正解のない問題」がある、ということ。
少し抜粋します。
(ネット上の不毛な議論など)不毛なやりとりが起こる原因も、問題には「正解のある問題」と「正解のない問題」の2種類があること、正解のない問題にはさまざまな意見がありうること、意見には正しいも間違いもないこと、そして、意見がひとによって違うのはあたりまえ、という基本的なことが、理解されていないからでしょう。
以下、感想です。
「自分の意見は、〇〇です」ということをきちんと思考して、表明できる人と、
何に対しても、「反応」しかしない人だと、
そもそも、話がかみ合いませんね💦
自分は、意見を考え、表明できる人になりたい、そういう人たちと交流したい、と思います😊
「意見」と「反応」の違いを知りたい方は、ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」を読んでください。
すべての人が身につけておくべきこと
すべての人が身につけておくべきことは
自分の意見を明確にする
自分の意見をもつ
の2つ。
以下、抜粋します。
「自分の意見をもち、それにそって人生を選択する」のは、リスクを伴う行為です。だからリスクをとるのが怖い人は、「誰か偉い人にきけば、リスクがゼロの正しい答えを教えてくれるはず」と考えたくなるのでしょう。
(中略)
そういう人にとっては、 「正解がわかるまで調べる」のは、さっさと意見を決めて動きだすより、リスクの少ない選択肢に見えるのかもしれません。
でも人生の分岐となるような重要な問題に関して自分の意見を明確にしないのは、「意思決定を先送りし、なにも決めず、一歩も前に進まないまま年齢を重ねていく」という選択肢に過ぎません。
それは決してリスクの小さな選択肢などではないでしょう。意思決定を先延ばしにすれば、今より高い年齢で同じ意思決定を求められます。「リスクを取らない」という意思決定が、むしろリスクを増やしているのです。
(中略)
自分の人生に関わるありとあらゆる意思決定はリスクを含んでいます。すべての人はそれらの問題に直面するたびにリスクをとって、自分の意見を決めねばなりません。
だから大人になる前に=親の庇護下から独立して人生を歩き始める前に、すべての人が身につけなければならないのが、「自分の意見を明確にする」「自分の意見をもつ」という意思であり経験であり練習なのです。
以上、抜粋でした。
共感&学びが多すぎて、長文の抜粋となってしまいました😊💦
まだ読んでいない方は、絶対に読むべき本です。
おおげさでなく、心がけや考え方が変わり、その結果、人生が変わるかもしれません💡
ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」のまとめ
以上、ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」を読んだ感想と、学んだことをほんの一部、紹介させていただきました。
読む人によって、響くところや、新しい発見、学びとなるフレーズや内容、っていうのは、変わると思います。
わたしは、自分の意見は、はっきりしていますが、言語化が苦手です。
ちきりんさんの本には、言語化する具体的な練習方法も紹介されています。
本に書かれていたように、わたし自身も、いろいろなことに対して、まず、スタンスを決めて言い切る、そして反論を想定して、練習する、ということを繰り返してもいいかな、と思いました。
子ども時代に読むのが理想的な本だと思いましたが、
若者だって、中年だって、高齢者だって、主婦だって、誰だって、幸せなオリジナルな人生を手に入れたいなら、ぜひ読んで知って実践すべき内容です。
図書館でも予約できました。
今日がいちばん新しい日、今日がこれからの人生でいちばん若い日です🎵
いろいろあるけれど、がんばりましょう👍